飛び道具満載ゴルフゲーム『Cursed to Golf』8月18日発売へ。京都生まれの煉獄ゴルフアドベンチャー
Thunderful Gamesは7月8日、『Cursed to Golf』を8月18日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。Steamストアページによると、日本語表示にも対応する。
『Cursed to Golf』は2Dゴルフアクションゲーム。主人公となるのは、大会優勝を目前に不慮の事故死を遂げた、呪われたゴルファーだ。主人公は現世に戻るため、ゴルフ煉獄の各コースに挑むことになる。それらを切り抜けた先で、からくも逃した優勝トロフィーを手中に収めることができるかもしれない。
本作は、ゴルフと横スクロールアクションが融合したゲームプレイが特徴となる。プレイヤーは打撃の力加減と上下の角度をタイミングよい操作で決定。ボールをショットし、狙った軌道を描いていく。そして実際のゴルフのように、主人公はボールが落ちた場所を転々と移動し、ホールインを目指す。ただし本作では、既定のパーカウント(ショット数)以内にステージを回る必要がある。カウントを超えるとステージはやり直し。無駄なショットは禁物だ。
コース上にはバンカー(砂地)やラフ(荒れた芝地)などのほか、落ちるとボールが消滅してしまうトゲの床が存在。さらに、TNT爆弾やテレポートゾーンなど、多彩な障害物が配置されているという。そうしたコースを俯瞰できる、パーディ・アイと呼ばれる機能も搭載。あらかじめ攻略の道筋を想定することが可能だ。一方、コースによってはそもそもパーカウントが足りない場合もあるという。その場合、ショットの像と呼ばれるオブジェにボールを当てて壊すことで、パーカウントを回復可能。そのほか、ボールを空中で止めて真下に落下させる、といった特殊なショットスキルも存在するようだ。
本作には、100 以上のホール(ステージ)からなる、ゴルフコースが収録されるという。コース内の配置がランダムとなる、ローグライトな要素も採用されているそうだ。ミニゲームのほか、デイリーチャレンジモードも収録。オンラインリーダーボードも搭載されるとのことで、ほかのプレイヤーとスコアを競うことができるのだろう。
本作を手がけるのは京都に拠点を置くChuhai Labs(チューハイラボ)。過去には、Oculus Quest向けに『CARVE スノーボーディング』、クランクを回して遊ぶ携帯ゲーム機「Playdate」向けに『Whitewater Wipeout』などのタイトルを開発。同スタジオは、画期的なゲームやIPの開発に心血を注いでいるとのこと。ゴルフ要素を盛り込んだ一風変わったゲームプレイが特徴となる本作にも、スタジオの持ち味が活かされていることだろう。なお、本作はSteam向けに無料デモ版も配信中。気になる方はぜひ手にとってみてほしい。
『Cursed to Golf』はPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに、8月18日に発売予定だ。