映画「ロボコップ」FPS『RoboCop: Rogue City』2023年6月発売へ。ロボコップを映画俳優本人が演じる

 

Naconは7月8日、FPSゲーム『RoboCop: Rogue City』を2023年6月に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPlayStation 5/Xbox Series X|S/Nintedo Switch。あわせて本作のゲームプレイを紹介するトレイラーも公開されている。

『RoboCop: Rogue City』は、映画「ロボコップ」シリーズをベースとするFPSゲームだ。原作映画は1987年に1作目が公開され、以降「ロボコップ3」までの続編やリメイクも製作される人気シリーズとなった。映画版で舞台となっていたのは、近未来のデトロイト。都市は巨大企業に支配され、警察は民営化。一方で治安は悪化の一途を辿り、デトロイトは一大犯罪都市と化していた。そして、ロボコップはもともとデトロイトの治安を守るただの警官、アレックス・マーフィ巡査だった。しかし、とある出来事で命を失い、半人半機の警官ロボコップとして蘇生。犯罪者や権力などの悪に鉄槌を下す存在となる。

『RoboCop: Rogue City』は、そうした映画の世界観や設定に忠実に作られているようだ。今回公開されたトレイラーでは、トレードマークとなる拳銃オート9をもって、犯罪者を始末していくゲームプレイが確認できる。また、同映像の最後では、ロボコップの素顔も公開。映画にてアレックス・マーフィを演じたPeter Weller氏の顔が忠実に再現されている。さらに本作では、ロボコップの声もWeller氏本人が演じるとのこと。「殺してでも連行する(Dead or Alive, you are coming with me)」との名台詞は、まさに映画そのままだ。なお、本作は映画に忠実な世界観を守りつつ、オリジナルのストーリーが展開されるという。


本作を手がけるのは、ポーランドを拠点とするデベロッパーのTeyon。同スタジオは過去に『Rambo The Video Game』や『Terminator: Resistance』などの、人気映画ベースのシューター作品を手がけている。そうした実績あるスタジオが、今回は「ロボコップ」のFPSを手がけているわけだ。

RoboCop: Rogue City』は2023年6月発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPlayStation 5/Xbox Series X|S/Nintedo Switch。なお、ゲーム内日本語表示およびコンソール版の国内展開は今のところアナウンスされていないようだ。