スクウェア・エニックスは7月6日、『ヴァルキリーエリュシオン』の新映像を公開。同作を9月29日に発売すると発表した。Steam版は11月12日の発売となる。定価は税込8580円。
『ヴァルキリーエリュシオン』は、「ヴァルキリー」シリーズ新作だ。対応プラットフォームはPS4/PS5/PC（Steam）。舞台となるのは、破滅に向かう世界。終末の定めラグナロクにより、世界は危機に瀕していた。万物を統べる主神は残された力で救済の使徒を創造。彼女に命運を託す。そしてヴァルキリーの新たな戦いが始まるという。
「ヴァルキリー」シリーズの特徴といえば、神々の存在や死をめぐるシステムや世界観。またコンボアクションなども魅力だ。本作は3DアクションRPGとして開発されながら、そうしたシリーズの要素も受け継いでいるという。グラフィックはハイエンドに描きつつ、立体的でスピード感あふれるバトルが展開されるそうだ。今回公開された映像でも、ダイナミックなバトルシーンが映し出されている。かなりアクション寄りなようである。
開発を手がけるのはソレイユ。かつてTeam NINJAに在籍していたクリエイターたちが設立したスタジオだ。『ヴァルキリープロファイル』といえば、トライエースが開発していた印象も強いが、今作ではソレイユがスクウェア・エニックスと共同開発するようである。音楽については、シリーズでおなじみの桜庭統氏が続投。キャラクターデザインについては、『ヴァルキリーアナトミア』にも携わったCyDesignationの永井悠也氏が担当するそうだ。
ちなみにスクウェア・エニックスは、本作発売の1週間前の9月22日に『ディオフィールドクロニクル』を発売予定。シミュレーションRPGとアクションRPGで差別化されている部分もあるかと思うが、世界観はどちらもファンタジー系。セールスを食い合わないかやや心配なところである。
『ヴァルキリーエリュシオン』は、9月29日にPS4/PS5向けに発売予定だ。Steam版は11月12日の発売となる。
