ニワトリ旅パズル『Chicken Journey』年内発売へ。ピクセルアートで描く、ほのぼのニワトリ冒険記

ポーランドを拠点とするloonywareは、横スクロールパズルゲーム『Chicken Journey』を年内発売すると発表した。『Chicken Journey』はピクセルアートで描かれる、横スクロールパズルゲームだ。

ポーランドを拠点とするインディーデベロッパーのloonywareは6月11日、横スクロールパズルゲーム『Chicken Journey』の新トレイラーを公開。本作はPC(Steam)と海外Nintendo Switch向けに、2022年の第4四半期でのリリースを目指して開発中だ。

『Chicken Journey』はピクセルアートで描かれる、横スクロールパズルゲームだ。主人公のニワトリは「ニワトリが先か、タマゴが先か?」を問う悪夢から目を覚まし、その答えを探し求めて旅をすることとなる。旅の道中にはプレイヤーの行く手を阻むパズルがいくつも用意されており、プレイヤーはステージに用意されたギミックを駆使して先へ進まなければならないようだ。トレイラーではギミックの一部がお披露目。ツタを登ったり、空気を吹き出す植物を利用して滑空したり。キノコをトランポリンのように使うことも可能なようだ。また、ニワトリが得意とする「ついばむ」挙動もパズルに活かされるようだ。


本作は穏やかなサウンドトラックが印象的で、戦闘シーンや戦闘アクションなども存在しないという。公開されいる各ゲーム映像においては、主人公が鳥仲間たちと会話している様子も確認することができる。町に住むキャラクターたちには名前がついている住人も。フクロウのLunaや、農家のDwightなど、心優しい住人たちが主人公であるニワトリを迎えてくれるようだ。本作においては鳥たちのほかにもプールで泳ぐカエルも登場するようだ。また、洞窟内で出会うことができるCuthulhu(クトゥルフ)ならぬ“Cluckthulhu”なるキャラの姿も確認可能。こちらは邪神とニワトリをかけ合わせたようなキュートな見た目だ。loonywareによると、カエルとニワトリは友好的とのこと。ときには主人公であるニワトリの冒険を助けてくれることもあるという。


今回のトレイラーはインディーゲームコミュニティー「Wholesome Games」が開催した、Indie Game Showcaseにおいて初公開。『Chicken Journey』は開発元loonywareの処女作となる作品だ。ピクセルアートとデザインを担当するMagdalena Świderska氏と、プログラミングを担当するMarcin Świderski氏のふたりによって開発が進められている。彼らは本作の情報発信をツイッターなどでもおこなっており、Nintendo Switchで開発版をプレイしている様子も公開されている。

『Chicken Journey』は2022年の第4四半期にて、PC(Steam)と海外Nintendo Switchで発売予定だ。気になった人はSteamのウィッシュリストに本作を加えてみてはどうだろうか。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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