暗黒街ノベルアドベンチャー『BLACK SHEEP TOWN』体験版配信開始&発売日告知。実力派シナリオライターが手がける

デベロッパーのBA-KUは『Black Sheep Town』の体験版を配信開始した。企画・シナリオ・監督を瀬戸口廉也氏が手がける、ノベルアドベンチャーだ。体験版内では発売日についても告知されている。

デベロッパーのBA-KUは『BLACK SHEEP TOWN』の体験版を配信開始した。また、体験版内では発売日についても告知されている。体験版は公式サイトのほか、各種ミラーサイトでダウンロード可能だ。なお、正式リリースでの対応プラットフォームはPC(Steam)となる予定。企画・シナリオ・監督は、瀬戸口廉也氏が手がけている。

『BLACK SHEEP TOWN』は、ノベルアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは日本だが、Y地区と呼ばれる架空の地域で物語は展開。突然変異による超能力者といった、フィクション要素も登場する。Y地区には世界中からの移民が集い、組織を結成している。そして、それらの組織を取りまとめるような存在が、YSと呼ばれる香港系の組織だ。

YSのトップは、クリス・ツェーなる人物が務めている。彼は現実の香港マフィアなどと同じく龍頭と呼ばれ、敬われているようだ。彼の額には第三の目があり、あらゆるものを透視する能力を有している。能力を駆使してYSをのし上げてきた人物で、Y地区の最高権力者として君臨。そんな彼でも寄る年波には勝てず、能力も弱まっている。有力者の引退が近づき、Y地区に激変が訪れようとするなか、本作の物語は幕を開ける。


体験版では、本作が群像劇として描かれるであろうことが確認できた。そのなかでも、前述のクリス・ツェーの息子である、謝亮(ツェー・ルォン)は、物語の中心人物となるようだ。彼は開始時点で超能力を有していないようだが、今後の展開で何らかの力に目覚めることが示唆されている。ほかにも、彼の幼馴染で饅頭の露店商を営む見土道夫。彼らとは無関係と思われる、探偵のような人物である路地邦昭など、さまざまな人物の視点から物語は紐解かれていくようだ。そのなかでは凄惨な殺人事件なども発生する様子。公式サイトによると、レーティングはIARC 16+になる予定とのことだ。


本作を手がけるのはデベロッパーのBA-KU。企画・シナリオ・監督は、瀬戸口廉也氏が担当している。過去には『CARNIVAL』『SWAN SONG』『キラ☆キラ』などを手がけてきた同氏。今回配信された体験版ももちろん、重厚なテキストで綴られている。同氏の得意とする心理描写、そしてメッセージ性が織り込まれた物語の片鱗を味わえるはずだ。キャタクターデザイン・原画はコーンフレーcu氏が、音楽はさっぽろももこ氏が担当するほか、UIデザインは長岡健蔵氏が務めている。

『BLACK SHEEP TOWN』は、PC(Steam)向けに発売予定。いつリリースになるかは、体験版をプレイしてご確認あれ。体験版は公式サイトのほか、各種ミラーサイトでダウンロード可能だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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