ローグライク掘削ストラテジー『グランダイバー! ~がんばれ!ツルハシくん~』Nintendo Switch向けに配信開始。かわいいけれど戦略も大事な地下探索

アークシステムワークスは6月30日、『グランダイバー! ~がんばれ!ツルハシくん~』を配信開始した。ツルハシくんを導いて地下深くに眠るレア物質を目指す、ローグライク掘削ストラテジーゲームだ。

アークシステムワークスは6月30日、『グランダイバー! ~がんばれ!ツルハシくん~』を配信開始した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、価格は税込1650円となっている。

『グランダイバー! ~がんばれ!ツルハシくん~』は、ツルハシくんを導いて地下深くに眠るレア物質を目指す、ローグライク掘削ストラテジーゲームだ。本作の舞台となる惑星には、高度な文明が存在していた。しかし惑星では、急速な発展の結果エネルギーが枯渇。エネルギー不足によって文明が衰退すると、住人たちは困窮し、絶望が争いを生んでしまう。そんな時、惑星に1人の救世主が出現し、ツルハシを使って地下深くから大量の物質を発掘。掘り出されたレア物質によってエネルギー問題が解決すると、救世主は姿を消したのだという。

現在惑星では、地下探索用の探索フレームを採用したグランダイバーたちが活躍していた。プレイヤーは、惑星で活動するグランダイバーの一つ「スタジオツルハシ」に所属。ツルハシくんという探索フレームの操縦士として、地下深くに眠るレア物質を手に入れることとなる。


プレイヤーはツルハシくんの操縦士として、ランダムに生成される地層を掘り進む。ツルハシくんは、マップ上に誘導ピンを設置すると、自動的に目的地に向かって進行。途中にある地形をドリルで掘削し、指示に従って行動しようとする。地下には硬さの異なる地形や敵、リソースの得られるブロックなどが存在するため、プレイヤーはそれらを考慮してルートを策定。ステージ最深部に眠るレア物質の入手が目的となる。

ただし、ツルハシくんにはHPがあり、敵の攻撃を喰らいすぎると行動不能に陥ってしまう。また誘導ピンの設置にはリソースが必要であり、掘削に時間をかけ過ぎると周囲のモンスターが活動的になるなど、地下の探索は一筋縄ではいかない。プレイヤーは、ツルハシくんに指示を送ることで、中継基地(ピット)を設置できる。ピットには、それぞれリソースを消費するものの、HPの回復やレベルアップといった機能が存在している。困難なステージのクリアや効率的な攻略のためには、リソース運用や戦略も重要になるわけだ。


またツルハシくんは、おうえんエネルギーによって動作しているという。ゲームシステムとしては、プレイヤーがボタンを押すことで、ツルハシくんにおうえんエネルギーが蓄積される。ツルハシくんが一定量のおうえんエネルギーをもっているとバフがかかるほか、リソースを消費して必殺技が使用になる。効率的なツルハシくんの運用以外に、おうえんも重要な要素となっているのだ。

本作はアークシステムワークスが手がけている。キャラクターデザインを漫画家の掛丸翔氏、ツルハシくんのデザインおよびキャラクター監修をコヤマシゲト氏、主題歌を影山ヒロノブ氏が担当。豪華なクリエイター陣によって、ゲームの世界観が彩られている。また6月30日のリリースにあわせて、影山ヒロノブ氏の歌う本作のオープニングテーマ(フル版)がYouTubeにて公開されている。

グランダイバー! ~がんばれ!ツルハシくん~』は、Nintendo Switch向けに税込1650円で配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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