暗黒管理社会サイバーパンクADV『VirtuaVerse』GOG版が期間限定で無料配布中。執念の緻密ピクセルアートで描かれた殺伐近未来を冒険

GOG.comにて6月24日、『VirtuaVerse』の無料配布が開始された。サイバーパンク世界を舞台にしたポイント&クリック型のアドベンチャーゲームだ。日本語表示にも対応している。

GOG.comにて6月24日、サイバーパンクアドベンチャー『VirtuaVerse』の無料配布が開始された。GOG.comアカウントにログインあるいは新規作成して入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。配布期間は日本時間6月27日22時まで。日本語表示にも対応している。

『VirtuaVerse』は2020年発売の、ポイント&クリック型のアドベンチャーゲームだ。物語の舞台は現在からそう遠くない未来、人工知能によって統合された世界である。この世界ではあらゆる個人情報が処理され、常に人々の体験は最適化される。社会はその営みをバーチャル世界へと移していた。主人公ネイサンは、社会の新たな体制に従うことを拒み、違法な取引で生計を立てていた。そうした日々のなかで、恋人のジェイが突如姿を消してしまう。ネイサンは彼女を捜すため、ハッカー集団や、サイバーギャング、カルト教団といった危険な存在が蔓延る未来世界を旅することになる。


ゲームモードには、クラシックモードとストーリーモードの2種類が用意。クラシックモードには複雑な謎解きが含まれ、昔ながらのポイント&クリック型アドベンチャーゲームとして楽しめる。ストーリーモードは、ビジュアルノベルのように、物語をシンプルに追うことのできるモードとなる。

ポイント&クリック型のゲームプレイでは、クリックした対象によっては、いくつかの選択肢が表示される。ネイサンが可能な複数のアクションを選び取っていくわけだ。また、それぞれにテキストが用意されているため、細やかな描写でサイバーパンク世界をすみずみまで堪能することが可能だ。なお、クラシックモードでは昔ながらの骨のある謎解きを要求される。アイテムを取り逃さないように、入念な探索を心がけよう。


本作を手がけるのはインディースタジオのTheta Division。同スタジオにとって初のリリースタイトルである本作は、拘りぬかれた作り込みが好評を受けている。Steamユーザーレビューにおいては、83%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得。緻密なピクセルアートで描かれたサイバーパンク世界の魅力は、多くのユーザーに届いているようだ。

今回の『VirtuaVerse』無料配布は、GOG.comのサマーセールに伴うプロモーションだ。同サイトのトップページ中程に表示されているバナーより入手できる。期限は6月27日22時までなので、気になる人は忘れずに入手しておこう。なお、今年のGOG.comサマーセールでの配布タイトルは、本作が最後となる。


『VirtuaVerse』はGOG.comにて、日本時間6月27日22時まで無料配布中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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