RPG『コズミック・ファンタジーCOLLECTION(仮称)』Nintendo Switch向けに開発へ。PCエンジンCD-ROM²向けタイトルを30年ぶりに復刻

エディアは6月24日、『コズミック・ファンタジーCOLLECTION(仮称)』の開発が決定したと発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、2022年12月以降に配信予定。

株式会社エディアは6月24日、『コズミック・ファンタジーCOLLECTION(仮称)』の開発が決定したと発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、2022年12月以降に配信予定。


『コズミック・ファンタジーCOLLECTION(仮称)』は、1990年に発売されたRPG『コズミック・ファンタジー 冒険少年ユウ』と、1991年発売の『コズミック・ファンタジー2 冒険少年バン』を、Nintendo Switch向けに移植しセットにした作品だ。第1作目では、主人公であるユウとサヤが惑星ノーグを冒険。仲間と出会いながら、敵とのバトルを繰り広げる。そして第2作目では惑星イデアに舞台を移し、新たな主人公バンとリムが、暗黒の魔導士にさらわれた幼馴染の救出に向かう。

両作のオリジナル版はともにPCエンジンCD-ROM²向けに発売され、アニメーションや声優によるキャラクターボイスを本格的に取り入れた“ビジュアルシーン”が特徴だった。本シリーズでは、主人公とヒロインとのラブストーリーなども描かれている。今回の移植においては、PCエンジン版当時の雰囲気や手触りをそのまま再現し、当時のファンには懐かしさを感じてもらい、現代のゲームファンにも新しい発見など幅広く楽しんでもらいたいとのこと。


本作の開発発表に合わせて、Makuakeにてクラウドファンディングキャンペーンが開始されている。All in型で実施されているため、初期目標金額300万円に達しなくても本作の開発はおこなわれる。応援購入というかたちで、5500円以上を出資すると本作を入手可能だ。

プランによっては、クレジットへの名前掲載権や、各種グッズ、設定資料集、ビジュアルシーン絵コンテ集なども入手できる。今回のプロジェクトでは、『コズミック・ファンタジー』シリーズの原作者である越智一裕氏も協力。ラフスケッチや描き下ろしイラスト、サイン入り色紙などのリターン品も用意されるとのこと。詳しくはキャンペーンページを確認してほしい。

https://twitter.com/kazuhiro_ochi/status/1540168156681224192

本作を手がけるエディアは、複数のレトロゲームタイトルの知的財産権を取得しており、その復刻第1弾として『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』を昨年リリースしている。本作においても『夢幻戦士ヴァリス』シリーズの時と同様に、平成初期の名作ゲームを盛り上げていき、新たなファンを増やしていきたいとの思いがあるそうだ。

『コズミック・ファンタジーCOLLECTION(仮称)』は、Nintendo Switch向けに2022年12月以降に配信予定だ。



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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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