“ゲーミングチェアメーカーのPCモニター”「OL2701」が6月24日発売へ。4K/60hzで綺麗な映像が映せる

テックウインドは6月22日、AKRacingより27インチのPC向け有機ELモニター「OL2701」を6月24日に発売すると発表した。AKRacingは、主にゲーミングチュアを展開しているブランド。

テックウインドは6月22日、AKRacingより27インチのPC向け有機ELモニター「OL2701」を6月24日に発売すると発表した。想定価格は税込29万8000円。製品スペックとしては4K解像度に対応しており、RPG印刷方式により色純度の高い映像表示が可能だという。


「OL2701」は、国内の有機ELディスプレイメーカーJOLEDとの国内独占販売契約の元、AKRacingから発売される27インチのPC向け有機ELモニターである。製品の機能としては、最大4K(3840×2160)解像度での画面表示に対応し、HDMI/DisplayPort/USB-C(DisplayPort Alt mode)と接続可能。応答速度は、白から黒への切り替え速度を示すtr+tf形式で0.1msとなっている。

またプレスリリースによると、「OL2701」ではRPG印刷方式により、色純度の高い映像表示が可能だという。各RGBがネイティブ10bit駆動に対応し、sRGB比で130%、DCI-P3 で99%の広い色域が表現できる。精細度は163ppiで、コントラスト比1,000,000:1となっているなど、高精細で美麗な映像の表現が可能であるようだ。一方、リフレシュレートは25Hzから60Hzまでとされている。ゲーム用途で考えると、FPSや格闘ゲームといった反応速度が求められる作品よりも、RPGやホラーゲームなど大きく綺麗な画面でプレイしたい作品に向いたモニターと言えそうだ。

そのほか製品仕様としては、バックライトを使用しないためスタンド込みでも5.47kgと軽量で、一般的なLCDモニターと比較してブルーライトが約40%少ないといった、有機ELモニターらしい特性も備えている。4K解像度や高精細な画面表示に対応し、ブルーライトが少ない分目が疲れづらいという特性から、ナレッジワーカーやクリエイター向けの製品と謳われている。


また本発表とあわせて、AKRacingの製品ラインとして、ハイエンドPCモニターの立ち上げが発表されている。「OL2701」は、その第1弾となるそうだ。なおAKRacingは、主にゲーミングチュアを展開しているブランド。2000年に中国で創業されており、国内向けにはテックウインドとの契約の元2015年より展開されている。

27インチのPC向け有機ELモニター「OL2701」は、6月24日に発売予定。想定価格は、29万8000円とされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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