SWAT体験シューター『Ready or Not』Steamにて復活。トラブル対応完了につき
VOID Interactiveは6月18日、『Ready or Not』Steamストアページが復活したと告知。同作は先日よりSteamストアページが消失、開発元は「作中に商標権侵害が認められたため」として、対応に動いていた。
『Ready or Not』は、VOID Interactiveが手がけ、Steam早期アクセス配信中のタクティカル一人称視点シューターだ。プレイヤーは警察特殊部隊SWATの一員となり、チームと共に犯罪現場に突入。人質の保護や犯人の無力化など、状況に応じた任務を遂行する。本作は2021年12月より早期アクセス配信が開始。ピーク同時接続プレイヤー数は1万9000人を突破するなど、人気を博した作品だ(SteamDB)。
しかし、『Ready or Not』のSteamストアページは、ここ数日アクセスできない状況になっていた。本作開発元が6月17日にストアページ消失を認めたほか、開発者は「Steamのバックエンドになんらかの問題があり、ストアページが取り下げられている」とユーザーに回答していた。
突然の本作取り下げの原因ではないかと一時目されたのが、新規に追加されたナイトクラブのマップだ。というのも、同マップの配信日は現実で発生したナイトクラブでの銃乱射事件と一致していた。そこで、なんらかの問題が発生したとの懸念も呼んでいたのだ。
一方で、開発元は後にストアページ取り下げの理由を「商標権侵害のため」と発表。問題となる素材をすべて取り除いた上で、ストアページを再公開すると伝えていた(関連記事)。そして6月18日、『Ready or Not』ストアページの復活が発表された。商標権の侵害について、対応が済んだということだろう。
なお、『Ready or Not』内に登場するナイトクラブは「Prysm」という店名が設定されていた。米国内には、同名のナイトクラブが実在している。そして対応後のゲーム内では、「Prysm」との店名が「Neon」と差し替えられているようだ。こうした点から見るに、「Prysm」との名称が問題になった可能性は濃厚だろう。
『Ready or Not』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。