『Dead by Daylight』はここ1年で過去最高レベルに遊ばれた。統計から見える空前の大活況

Behaviour Interactiveは6月15日、『Dead by Daylight』における現在のプレイ統計データを公開した。『Dead by Daylight』発売6周年を記念して発表された統計データからは、本作がこの1年間で見せたさらなる躍進の様子がわかる。

Behaviour Interactiveは6月15日、『Dead by Daylight』における現在のプレイ統計データを公開した。発売6周年を記念して発表された統計データからは、本作がこの1年間で見せたさらなる躍進の様子がわかる。

『Dead by Daylight』は、閉鎖された場所から脱出を試みる生存者(サバイバー)と、それを阻止する殺人鬼(キラー)に分かれ戦う、非対称マルチプレイ対戦ゲームだ。本作は2016年にリリースされ、今年6月14日に発売6周年を迎えた。本日から記念ゲーム内イベント「ねじれた仮面舞踏会」が開始されるなど、開発元・コミュニティともに現在お祝いムードとなっている。そんな折、本作公式Twitterアカウントでは、2017年7月から2022年5月までの本作プレイ統計データが公開された。約5年間、どのようにプレイヤーたちが本作を遊んだのかが明かされているのだ。

同統計データによれば、プレイヤーたちの総プレイ時間は実に約10億8000万時間。殺人鬼たちによって生贄に捧げられた生存者は、約130億人にもなるという。国連人口基金(UNFPA)の世界人口白書2022によれば、2022年現在の日本人口は約1億2600万人と推定されている。130億人を生贄にされると、日本が103回滅ぶ計算だ。なお、世界人口は約79億5400人と推定されているため、キラーたちにかかればこちらも余裕で滅ぶ。ほかにも、「修理された発電機の数は約207億台」「逃走に成功したサバイバーの数は、最初期からの4キャラに限っても約13億7000万人」など、途方もない大きさの数字が並んでいる。

これらの数字は単体でも圧巻ながら、昨年のデータと比較するとその成長がうかがえる。開発元は昨年にも、同様の統計データを公開していた。集計期間は今年のデータと同じ2017年7月から始まり、2021年5月まで。そちらを閲覧してみると、総プレイ時間は約4億2000万時間となっている。つまり、2021年5月から2022年5月までの1年間で総プレイ時間がいきなり2倍以上に増えているのだ。言い換えれば、たった1年間で、過去4年分以上のプレイヤー活動時間を記録したということになる。これは年間で過去最高の活況でもあるだろう。『Dead by Daylight』の増し続ける人気を示す数字だ。


ほかにも、昨年データにおいては、修理された発電機の数は約21億台。今年のデータでは約207億台だったため、約10倍近くに膨れ上がっている計算だ。また、脱出に成功した初期サバイバーの数は昨年時点では約6億人。こちらも今年5月までの5年間で2倍以上の伸び率となっている。

また興味深いデータとしては、昨年と今年両方のキラー使用率で、レイスとハントレスはTOP3に入っている。また、キラー用パークとしてはいずれの年でも「バーベキュー&チリ」が不動のトップ人気のようだ。そしてサバイバー使用率TOP3は今年・昨年いずれもフェン・ミン、メグ・トーマス、クローデット・モレルの3人が顔を連ねている。ただ、昨年は第3位だったミンが今年に入って1位へと急上昇している。過去最高レベルの活況でも、キラー/サバイバー使用率の傾向はおおむね昨年と一致しているようだ。

発売から6周年を迎えた『Dead by Daylight』。長期間の運営を経て、本作の人気は増すばかりのようだ。『Dead by Daylight』では本日より6周年記念イベント「ねじれた仮面舞踏会」を開催中。周年記念スキンなどが入手できるほか、ログインするだけで60万BPを入手できる1回限定のボーナスもある。この期に本作に触れてみてはどうだろうか。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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