サバイバルホラー『徹夜報告書』Steamストアページ公開、2022年夏頃リリースへ。 徹夜でのレポート執筆中に遭遇する恐怖

むつむつプロジェクトは6月16日、『徹夜報告書(Midnight Report)』のSteamストアページを公開した。『徹夜報告書』は、徹夜作業中におかしな世界へ迷い込んでいく、3Dサバイバルホラーゲームである。

国内のソロインディーホラーゲーム制作Projectである「むつむつプロジェクト」は6月16日、『徹夜報告書(Midnight Report)』のSteamストアページを公開した。リリース時期は、2022年夏頃。プレスリリースによれば、リリース時点の内容はベータ版に相当し、価格は税込620円前後になるそうだ。

『徹夜報告書』は、徹夜作業中におかしな世界へ迷い込んでいく、3Dサバイバルホラーゲームである。本作の主人公は、田舎の借家に引っ越してきたばかりの学生だ。主人公の住む家の中は、まだ荷物の整理が終わっておらず、未開封のダンボール箱が並んでいる。一方主人公には、レポートの提出期限が迫っていた。主人公は、明日の期限までにレポートを完成させようと決意し、慣れない家の中で作業を開始する。しかし主人公は徹夜でのレポート執筆中、ブレーカーが落ちたことをきっかけに、おかしな幻覚の世界へと突入。期限と怪異に追われながらも、レポートを完成させるため、幻覚の世界をさまようことになる。


主人公が迷い込んだ幻覚の世界は、一見家の中のように思える。しかし、そこには大きな人形風の怪異が存在しており、主人公へと襲いかかってくる。そこで、主人公は怪異に見つからないように周囲を探索。発見されてしまった場合には、クローゼットの中などに身を潜めて怪異が離れるのを待ち、目的を達成していく。怪異の目を盗んで探索を進める、化け物と対峙する恐怖体験が展開されるわけだ。

要素としてはゲームをプレイする度に、一部のマップ構造や出現するアイテムの場所などがランダムに変化。画面には、VHS風のノイズを含めたエフェクトが用意されており、不気味な世界を演出する。また本作では、プレイヤーによるレポートの攻略が物語に直結するそうだ。


本作を手がけているむつむつプロジェクトは、国内の学生むつ氏によるソロインディーホラーゲーム制作Projectである。本作では2021年8月に、本編内の最初のチャプターを収録した体験版が「Midnight Report」としてふりーむ!にてリリース。主人公の住む借家を舞台に、狭い空間で怪異と対峙するゲームプレイが展開されていた。

有料のSteam版では、新マップや追加のチャプター、新しい敵などが登場。舞台も借家の中から別の空間へと移動し、徘徊する化け物から逃げつつレポートを攻略することになるという。またSteam版では、最初はベータバージョンが配信される。ベータバージョンでは、本編の一部である3チャプターが収録。アップデートによって、残りのチャプターが追加されていく。なおプレスリリースによると本作において、むつ氏はプレイヤーに本物の恐怖を体験してもらうため「恐怖のイミ」を大切にしながら制作しているそうだ。

『徹夜報告書』は、Steamにて2022年夏頃配信開始予定。価格は税込620円。リリース時点ではベータバージョンとなっており、アップデートでチャプターが追加予定とされている。また価格についても、1000円以内で変更の可能性があるそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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