『モンスターハンターライズ:サンブレイク』体験版6月15日より配信へ。エスピナスやゴア・マガラが登場する新映像公開

 

カプコンは6月14日、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』の新情報を公開した。エスピナスなどの登場モンスターがお披露目されたほか、体験版の配信が発表。発売後のタイトルアップデートではナルガクルガ希少種などが追加予定とのことだ。
 

 
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、ハンティングアクションシリーズ最新作である本編『モンスターハンターライズ』の超大型拡張コンテンツだ。カムラの里から遠く離れた異国の観測拠点「エルガド」を巡る新たな物語には、メインモンスターの爵銀龍「メル・ゼナ」をはじめ、数多くの追加モンスターが登場。新たなハンターアクションや「マスターランク」クエストなど、本編をさらに楽しめる新要素が導入される。

本日発表された映像ではまず、『モンスターハンター2(ドス)』などでお馴染みの密林フィールドが復活することが明かされた。サンブレイクでの新たな特徴として、フィールドはリアルタイムで時間が変化。ファンにはお馴染みの、海岸エリアに浮かぶ荒廃した遺跡は、内部に入ることが可能になっているという。フィールド内にはランポスなども登場し、懐かしさと同時に目新しさを楽しめるマップとなりそうだ。
 

 
さらに、参戦モンスターについても新たにお披露目された。『モンスターハンター フロンティア』からは、棘竜エスピナスが登場。普段は悠々と眠りについているエスピナスだが、身の危険を強く感じると激昂して暴れまわる。凶暴な二面性を備えた、非常に危険なモンスターだ。

『モンスターハンター4』のメインモンスターであった黒蝕竜ゴア・マガラも登場。触覚となる2本の角を立てる「狂竜化状態」への形態変化なども健在のようだ。ほかにも、ライゼクスや、ダイミョウザザミなど、懐かしのモンスターたちが登場するようだ。また、サンブレイクにて初登場となるヤツカダキ亜種についても紹介された。別名「熾妃蜘蛛(しきぐも)」と呼ばれる、爆破属性を持つモンスターとなるそうだ。なお、本作には未発表の登場モンスターがまだまだ控えているとのこと。
 

 
そして、Nintendo SwitchおよびPC(Steam)向けに体験版が配信されることも明かされた。いずれも明日6月15日より配信予定。体験版では、密林マップでの「ライゼクス討伐」など、上級者・中級者・初心者に向けたクエストが登場。さらに、熟練者向けとされるクエストでは、メインモンスターである「メル・ゼナ」との戦闘をいち早く体験できるようだ。体験版向けに特別に調整された高難度クエストになるという。

体験版では、入れ替え技を狩猟中に瞬時に切り替える新システム「疾替え」や新たな鉄蟲糸技も使用できるそうだ。製品版に先がけて、狩りの腕を磨くことができるだろう。初心者向けに、訓練クエストが用意されているという。体験版のクエストは、回数制限なく、ローカルまたはインターネット通信でのマルチプレイが可能とのことだ。
 

 
また、発売後の無料タイトルアップデートについても紹介された。第1弾となる2022年8月のアップデートでは、月迅龍ナルガクルガ希少種が登場予定。『モンスターハンター3G』では、透明化能力を備えた強力なモンスターであった。第1弾アップデートではほかにも、新フィールド「塔の秘境」や、特殊個体モンスターの追加などが計画されているという。さらに、つづく無料タイトルアップデートとして、2022年秋頃に第2弾、2022年冬頃に第3弾が配信予定。2023年以降も計画されているそうだ。
 

 
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに6月30日発売予定だ。ダウンロード通常版の価格は税込4990円。なお本作の追加要素を楽しむためには、本編の集会所クエスト★7「雷神」をクリアしておく必要がある。無料配信中のサポート装備も活用しつつ、新天地での狩りに備えておこう。