本格レーシングゲーム『Forza Motorsport』発表。ゼロから作り直し、路面温度の変化や、細かなかすり傷まで表現


マイクロソフトは6月13日、『Forza Motorsport』を発表。2023年春に発売すると告知した。対応プラットフォームはXbox Series X|S/PC(Steam)/クラウド。配信初日より、ゲームサブスクリションサービスXbox Game Passに対応する。

『Forza Motorsport』は、2017年に発売された『Forza Motorsport 7』に続く、『Forza Motorsport』シリーズの最新作である。マイクロソフト傘下のスタジオTurn 10 Studiosが手がけてきた。『Forza Motorsport』のスピンオフ『Forza Horizon』シリーズがオープンワールドな仕組みを採用しているのに対し、『Forza Motorsport』では実在のトラックを中心としたレースが展開されてきた。本作では「 Maple Valley」や「Spa-Francorchamps」、「Circuit Hakone」といったコースを収録されている。また本作は、Xbox Series X|Sの性能を引き出すためにレーストラックなどがゼロから作り上げられており、従来のシリーズよりも正確な物理演算や美麗な車体やコースなどが、ゲーム内に導入されているそうだ。

本作には、時間帯システムが取り入れられている。時間の移り変わりと共に周囲の気温が変化し、路面温度も変化。温度の変化は、タイヤのグリップにも影響し、きめ細かな時間の推移が、深みと駆け引きをレース体験にもたらすという。

また本作では、ゲームプレイの中心であるドライブ体験が見直されている。プレイヤーからのフィードバックを受け、タイヤ/燃料の管理機能、選択可能な複数のタイヤコンパウンドなど、車の整備機能が深化。結果的に物理シミュレーションの忠実度が従来シリーズの48倍まで高まっているそうだ。そのほか本作では、新しいシミュレーション方式によって、車体のダメージが細かく表現される。車体が損傷を受けた方向などにより、塗装の剥がれ、汚れの付着具合、ホイールの擦れ、エッジの露出などが変化。車の損傷は実際のレースでも起こりうるため、本作では忠実にダメージが表現されているそうだ。

Forza Motorsport』は、Xbox Series X|S/PC(Steam)/クラウド向けに、2023年春リリース予定。配信初日より、ゲームサブスクリションサービスXbox Game Passにも対応予定となっている。