国産サバイバルホラー『Brutal Japan | 猟奇の日本』正式発表、Steamにて6月25日早期アクセス配信開始。現代日本に潜む恐怖
国内のデベロッパー838s Maniacsは6月11日、サバイバルホラー『Brutal Japan | 猟奇の日本』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、6月25日に早期アクセス配信開始が予定されている。
『Brutal Japan | 猟奇の日本』は、現代日本を舞台としたサバイバルホラーだ。エピソード選択型のオムニバス全3話程度で展開され、早期アクセス配信時においては、エピソード1のみがプレイ可能になるという。エピソード1の主人公は、とある会社員。都内の治安の悪い地区に居を構えている。ある日、主人公は会社の帰りに車の鍵を落としてしまい、真夜中に探すことになってしまう。鍵を探すなか、ふと夜の工事現場の中から人の気配を感じる。中を覗いてみると、思わぬ展開が待ち受けているという。
本作には、幽霊や超能力者などは登場しないとのこと。プレイヤーはごく一般的な日本人として、攻撃する・逃げる・隠れる・調べるなど、さまざまなアクションを駆使し、生き残ることを目指すそうだ。公開されているトレイラーからは、屋内に潜み、外を徘徊する何者かから身を隠すといったシーンが見られる。またアイテムとして懐中電灯・シャベル・傘・ビール瓶などが登場し、身近なものを活用しながら進むことになるようだ。なお、本作には自動セーブが実装。難易度設定としてはイージー、ノーマル、ハードが用意されており、アクションゲームが苦手なユーザーでも気軽にプレイすることができるそうだ。
プレイ時間は1エピソードにつき10分から30分程度を想定。プレイヤーの行動によってエンディングが変わるマルチエンディング方式をとっており、エピソード1のエンディングは3種類が用意されているそうだ。またグラフィックの特徴としてアスペクト比4:3が採用されており、VHS風のエフェクトがかかるなど、古めかしい風合いを醸しだしている。
本作を早期アクセス配信する理由としては、ゲームの表現やゲームシステムについてユーザーからのフィードバックを得たいためとのこと。とくに作中の表現としてはグロ・ゴア表現に挑戦し、洗練させたいと考えているそうだ。本作のコンテンツ警告としては暴力・流血描写が含まれるとされており、さらに動物虐待・死骸の表現も含まれるという。
『Brutal Japan | 猟奇の日本』の開発を手がけるのは、国内のデベロッパー838s Maniacs。過去作としては、2021年にサバイバルホラー『Alice | 愛莉澄』をNintendo Switch向けにリリース。2022年にはSteam向けにPC版も発売した。『Brutal Japan | 猟奇の日本』ではこうした開発経験を踏まえつつ、早期アクセス配信にてさらに洗練されたサバイバルホラー作品を目指していくようだ。
『Brutal Japan | 猟奇の日本』は6月25日、SteamにてPC向けに早期アクセス配信開始予定だ。
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