「ロード・オブ・ザ・リング」クラフトサバイバル『The Lord of the Rings: Return to Moria』発表。最大8人マルチでドワーフ王国を取り戻せ

 

パブリッシャーのNorth Beach Gamesは6月11日、『The Lord of the Rings: Return to Moria』を発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)で、2023年発売予定。

『The Lord of the Rings: Return to Moria』は、「ロード・オブ・ザ・リング」として人気映画にもなった作家J・R・R・トールキンの小説、「指輪物語」の世界観をベースにしたクラフトサバイバルゲームだ。本作でプレイヤーは、「指輪の仲間」のひとりでもあるギムリに呼び出され、霧ふり山脈に召喚される。与えられた使命は、ドワーフの一団を指揮しての地下王国モリアの奪還だ。モリアはかつて、ドワーフたちが栄華を誇った広大かつ複雑な王国だった。しかし、現在はオークたちがはびこる危険な土地となっている。本作はソロでのプレイのほか、最大8人のプレイヤーによるオンラインマルチプレイに対応。ひとりで、あるいはフレンドとともに王国奪還を目指せるようだ。


ドワーフたちが挑むエリアは、ランダムにプロシージャル生成される。そのため、モリアを探索するたびに毎回違う危険や資源が待っているのだ。ドワーフたちは製造の名手であり、鉄・金・石英・ミスリルなどの資源を入手して加工すれば、鎧・武器・道具などをクラフト可能。装備の強化や修理のほかエンチャントも可能となっている。クラフトで手に入るアイテムのほかにも、モリアには「オークが近づくと光る剣」「忘れ去られた設計図の本」「力と知恵を与えるお守り」など、さまざまなアーティファクトが眠っているとのこと。テクノロジーやマシンをアップグレードできる要素もあり、ドワーフの工作は幅広い様子だ。

また、建造物を作り上げることもでき、基地など壮大な建築物をゼロから建設することも可能。また、モリアを探索しストーリーを進めれば、かつてのランドマークが復活していく。一方、モリアで生存するためには狩猟して食料を確保し、睡眠・気温や騒音のレベルを管理しなくてはならないとのこと。オークたちの脅威にも対処しつつ、厳しい地下サバイバルを生き抜いて、栄華を誇った王国を蘇らせていくのだ。なお、プレイヤーはキャラクタークリエイターで自分だけのドワーフを作成可能とのこと。仲間と集まれば、それぞれの個性が見えることだろう。


『The Lord of the Rings: Return to Moria』はPC(Epic Gamesストア)向けに、2023年発売予定。