警視庁は、小川敬士容疑者を児童福祉法違反の疑いで逮捕した。各社報道においては、職業は“eスポーツ専門家”と表現されている。NHK News Webが伝えている。警視庁の調べによると、小川容疑者は、15歳の女子高校生にわいせつな行為をしたなどの疑いがもたれているとのこと。小川容疑者は元警察官で、iSeNN(あいせん)の名前でコーチングなどの活動をおこなっていた。
iSeNNこと小川敬士容疑者は、2015年まで愛知県警にて警察官として勤め、その後は『League of Legends』のプロゲーマーとして活動。2016年から2019年にかけて、Rascal Jester、Hokuto esports、AXIZといったプロゲーミングチームに所属していた。プロゲーマーとしての活動後は、広告代理店にて勤務。現在は広告代理店での業務を休止し、Twitchにて配信者として活動していた。
そのほか、イベントのMCやゲームイベントの解説など、キャスター業も務めていた。また、一部高校にて『League of Legends』のコーチングもおこなっていたとのこと。
【UPDATE3 2022/6/7 16:30】
記事初版にて、小川容疑者が過去指導していた高校名を具体的に記載し、それぞれの高校が関係しているかのような記述が、弊誌および各連携媒体に記載されておりました。学校名について削除および該当文を訂正すると共に、関係各位にお詫び申し上げます。そのほか、AXIZのチーム名についても修正いたしました。
警視庁の調べによると、小川容疑者は、去年10月東京都内のホテルで15歳の女子高校生にわいせつな行為をしたなどとして、児童福祉法違反の疑いがもたれている今年2月に被害者からの相談を受けて、警視庁が捜査していたとのことだ。警視庁の調べに対して、「間違いありません」と供述し容疑を認めているということで、詳しいいきさつを調べている。