PlayStation 5全世界販売台数が2000万台を突破。増産についてもコメント
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は6月4日、PlayStation 5本体の販売台数について、全世界で2000万台を突破したと発表した。また、同機の増産についてもコメントが寄せられた。Gamesindustry.bizが伝えている。
PlayStation 5は、2020年11月12日に発売されたソニーの次世代家庭用ゲーム機。今回の発表によれば、同機は発売から約1年半で、ワールドワイドにて2000万台を売り上げたことになる。発売から1年半に満たずして販売2000万台を突破したPlayStation 4にはやや及ばぬものの、それに迫る数字ではある。
今回のマイルストーン達成について、SIEグローバルセールス&ビジネスオペレーションSVPのVeronica Rogers氏がコメントを寄せている。PS5の発売以降、同社チームは次世代のゲーム体験をユーザーに届けるため努力を重ねてきたと述べつつ、ユーザーに対して感謝の気持ちを伝えている。一方で、またPS5を入手できていないユーザーに向けてもコメント。今年はPS5の生産について、「大幅な増産を予定している」と伝えた。また、PS5を求めるすべての人々に同機が届くよう、努力を続けていくとした。
PS5は、日本国内を中心に品薄状態が続いている。先月5月には、ソニーグループの業績発表においてPS5の販売台数にも言及。2022年度においては、年度内で1800万台を販売するとの目標を掲げていた。一方で、現在のPS5への需要に対してこの販売台数は「若干足りない」との見解も示されていた(関連記事)。Rogers氏の述べた増産が、この1800万台の計画に織り込まれているかは定かではない。いずれにせよ、同機を求めるファンにとって望みをかけたくなる言葉だ。