ファンタジーRPG『Dragon Age: Dreadwolf』発表。エルフの古き神ドレッドウルフが再び立ちはだかるシリーズ最新作

Electronic Artsは6月3日、『Dragon Age: Dreadwolf』を発表した。BioWareが手がける『ドラゴンエイジ』シリーズの最新作となる。

Electronic Artsは6月3日、『Dragon Age: Dreadwolf』を発表した。BioWareが手がける『ドラゴンエイジ』シリーズの最新作となる。
 

 
『ドラゴンエイジ』シリーズは、セダスと呼ばれる世界を舞台にしたRPG。濃密に描かれる世界観や、戦略性の高い戦闘システムが持ち味のシリーズだ。秘められた魔法の存在するファンタジー世界で、国々が覇権を争い、激しい衝突が繰り広げられている。プレイヤーは仲間とともに、今にも破滅が訪れようとするセダスの救済を目指す。
 

『ドラゴンエイジ:オリジンズ』

 
シリーズ作品としては、2009年発売の『ドラゴンエイジ:オリジンズ』、2011年発売の『ドラゴンエイジⅡ』、そして2014年発売の『ドラゴンエイジ:インクイジション』の3作品がリリースされている。『ドラゴンエイジ:オリジンズ』『ドラゴンエイジⅡ』では、事前に設定された作戦に基づいて、仲間が戦闘中に行動するシステムを採用。仲間の役割分担も重要となり、戦略性の高さが醍醐味となる戦闘システムだ。なお、リアルタイムで展開する戦闘では、一時停止して仲間に直接行動を指示することも可能だ。

『ドラゴンエイジ:インクイジション』では、作戦システムが簡略化されている。作戦カスタマイズが容易になり、カジュアルな戦闘が楽しめるようになった。一方、戦闘中の一時停止およびパーティへの直接指示は引き続き採用されている。戦闘を俯瞰する戦術カメラとあわせて、じっくりと戦略を練りつつ戦うことも可能だ。
 

『ドラゴンエイジ:インクイジション』

 
今回発表された『Dragon Age: Dreadwolf』は、シリーズ4作目となる。ドレッドウルフ(Dread Wolf)とは、シリーズ作品内でたびたび話題にのぼる、エルフの古き神の名前だ。『ドラゴンエイジ:インクイジション』では、物語に大きくかかわる存在として登場する。ドレッドウルフとみられる人物は、2020年に公開されたトレイラーにも登場しており、最新作においても重要な存在となりそうだ。なお、ドレッドウルフについては、いずれしっかり説明されるため、最新作をプレイするにあたっては過去のストーリーを知らなくても心配する必要はない、とのことだ。
 

 
本作の最初のトレイラーは2018年に公開されており、長期にわたって入念に開発されてきたタイトルといえる。くわしいゲーム内容は明かされていないものの、開発は引き続きBioWareが手がけるということで、濃密な世界観などのシリーズの持ち味は、新作でも楽しめることだろう。最新グラフィックで描かれるセダスでの、新たな冒険を楽しみにしたい。

『Dragon Age: Dreadwolf』は、2023年以降に発売予定だ。今年の後半には、さらなる詳細がお披露目されるとのこと。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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