『原神』Ver.2.7でマップにルビが追加。「瓊璣野」「越石村」など難読地名の読み方にもう迷わない
HoYoverseは5月31日、『原神』にてVer.2.7「虞淵に隠されし夢魘」を配信開始した。同アップデートでは、魔神任務間章・第二幕「険路怪跡」や新キャラクター夜蘭などが登場。細かな点としては、日本語環境のマップ画面にルビが追加されている。
『原神』は、中国のゲーム開発会社miHoYoが開発し、同社子会社によるHoYoverseから展開中のオープンワールドアクションRPGである。舞台となるのは、7つの元素が存在する世界テイワットだ。プレイヤーは、生き別れた兄あるいは妹を探す旅人として、世界を冒険。テイワットに生きる人々と出会い、各国で起こる事件に巻き込まれていく。
本作は中国で開発されており、テイワットには中国風の地域「璃月(リーユエ)」が存在している。そのためか、本作には中国読みの単語や、単純に読むのが難しい名称が登場してきた。具体例を挙げると、中国読みでは「胡桃(フータオ)」や「香菱(シャンリン)」、「天権(テンチュエン)」。単純に難しいものとしては、「瓊璣野(ケイキヤ)」「影向山(ヨウゴウザン)」「望瀧村(ボウロウムラ)」などが挙げられる。璃月出身のキャラクターに限っても、日本語読みと中国語読みの名前が混在しており、本作に登場する名称を正確に読むのは難しい。
そうした中、今回のアップデートでは、日本語環境のテイワットマップ画面の一部地名にルビが追加された。中国語読みの璃月はもちろん、単純に読み方が難しい「漉華の池(ロクカノイケ)」や、読み方に迷う「越石村(コシコクムラ)」まで、漢字部分にふりがなが登場。ギミックのヒントを調べたくても地名の読み方がわからなかったり、誰かと話す時に場所の説明が難しかったりなど、難読地名に悩まされる心配はもうないわけだ。
Ver.2.7の配信開始にあわせて、塵歌壺のメンテナンスが終了している。塵歌壺は、壺の中に広がる世界に、コストの範囲内で自由に家具や地形、仲間などを配置できる『原神』のハウジングシステムだ。『原神』では、3月末のVer.2.6へのアップデート後より塵歌壺の配置機能に対するメンテナンスが開始。以降、約2か月間に渡って調度品が配置できない状態が続いていた。アップデートと共にメンテナンスが終了したことで、本日より再び塵歌壺内部の編集が可能となっている。また塵歌壺では、新たに遊戯装置「ボヤボヤ」が登場。ボヤボヤを設置すると、範囲内に設置された「ボンヤリマルマル」なるオブジェクトを時間内に探す、物探しゲームが遊べるそうだ。
『原神』は、PS4/PS5/PC/iOS/Android向けに配信中だ。
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