ドット絵アクションゲーム『ピギーワン SUPER SPARK』発表。アニメーターはなぶし氏と『アンリアルライフ』開発者手がける


国内のアニメーターはなぶし氏は5月28日、『ピギーワン SUPER SPARK』を発表した。2023年にリリース予定。発表にあわせて、トレーラーが公開されている。

『ピギーワン SUPER SPARK』は、はなぶし氏とhako 生活氏が共同で制作中のゲームである。ジャンルや対応プラットフォームなどは未発表。公開されたトレーラー内では、はなぶし氏のデザインしたキャラクターであるシャミィとユエズが、画面内を動く様子が確認できる。彼女たちは、迫りくるレーザーや巨大イノシシから逃げつつ、横スクロールのステージを駆け回っている。画面上のUIを見る限りでは、HPやねじ巻きのような収集アイテム、鮭が要素として存在するようだ。1分ほどのPVではあるものの、アニメーションやドット絵で構成されたグラフィックが目を引く。はなぶし氏とhako 生活氏の作り出した、世界観やアクションが展開される。

画像はトレイラーをキャプチャしたもの


本作を制作しているのは、共に国内のクリエイターであるはなぶし氏とhako 生活氏だ。はなぶし氏は、多数の作品にキャラクターデザインや作画監督として携わってきた、元東映アニメーション所属のアニメーター兼イラストレーター。はなぶし氏名義では、国内のバンドずっと真夜中でいいのに。の楽曲「暗く黒く」「お勉強しといてよ」のMVなどを手がけている。

またhako 生活氏は国内の個人ゲーム開発者で、room6のインディーゲームレーベル「ヨカゼ」のブランドマネージャーを担当している。過去作としては、2020年に『アンリアルライフ』をリリース。Steamでは、記事執筆時点で544件のユーザーレビューの内、97%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得している。プレイヤーからは、少女と信号機の物語や夜の世界を表現したグラフィックなどが評価されているようだ。『ピギーワン SUPER SPARK』が2Dアクションだと仮定すると、『アンリアルライフ』とはジャンルが異なるものの、両名の描く世界観や雰囲気のあるグラフィックには期待できそうだ。

『ピギーワン SUPER SPARK』は、2023年のリリースに向けて、制作中だ。



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