感染禍コーヒーゲーム『東京珈琲パンデチカ』発表。パンデミック禍の喫茶店を描くノスタルジックストーリー

国内のデベロッパーであるヘビサイドクリエイションは5月22日、『東京珈琲パンデチカ』を発表した。『東京珈琲パンデチカ』は、感染禍のノスタルジックコーヒーゲームだという。

国内のデベロッパーであるヘビサイドクリエイションは5月22日、カフェゲーム『東京珈琲パンデチカ』を発表した。リリース時期は2024年が予定されている。 
 

 
『東京珈琲パンデチカ』は、感染禍のノスタルジックコーヒーゲームだという。東京の感染禍をノスタルジックに描くとされており、プレイヤーは珈琲店で勤務することになる。感染禍がキーワードとして挙げられており、ゲーム内では新型コロナウイルスの示唆が登場する可能性が高そうだ。トレイラーに登場する店内の席は、アクリル板で仕切られており、机ごとに消毒液が置かれている。また店内には換気用の扇風機が複数回っていたり、「並ぶときは2m間隔を開けて並ぶ」といったポスターが貼られていたり、たしかに感染禍における東京の姿を如実に表しているようだ。 

一方、ゲーム画面については短いカットではあるものの、一瞬だけゲームプレイの様子が見られる。コーヒーミルで豆から挽いた粉をドリップコーヒーとして抽出しようとしているシーンだ。推測に過ぎないものの、豆を挽いたり、コーヒーに水を注いで蒸らしながらドリップしたりといった工程をこなしながら一杯を作り上げるシミュレーション的要素が待っているのかもしれない。 

キャラクターとしては、喫茶店のウェイトレスと思しき人物や、客らしき人物などの設定画もちらりと公開。それぞれ、服装から装身具まで細かに設定が組まれているが、やはりいずれのキャラクターもマスクをしていることが印象的だ。感染禍といえば飲食店の苦境が叫ばれて久しいものの、こうしたパンデミックとカフェ経営のゲーム性がどのように影響してくるのかも気になるところだ。 
 

 
『東京珈琲パンデチカ』を手がけるのは、国内のデベロッパー・ヘビサイドクリエイションだ。同スタジオはこれまで、動画配信RPG『 ●LIVE IN DUNGEON』を2021年にリリース。ダンジョン探索をおこないつつ動画配信をおこない、ゲーム内の視聴者からの反応がゲームを左右する独自のゲームプレイが展開された。斬新なゲームシステムが注目を集めた前作だが、『東京珈琲パンデチカ』はどのような内容となるのか気になるところだ。 

『東京珈琲パンデチカ』は2024年に発売予定である。 




※ The English version of this article is available here

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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