スクウェア・エニックスは5月20日、オンラインアクションRPG『BABYLON’S FALL(バビロンズフォール)』に向けて、5月31日に新シーズン「日輪の女神」を配信すると発表した。新たな武器や種族が追加されるほか、砂漠の巨塔「ベンベン塔」に舞台を移してさらなる物語が展開していくようだ。
『バビロンズフォール』は今年3月に発売された、スクウェア・エニックスとプラチナゲームズの共同開発によるアクションRPGだ。ゲームプレイにはハック&スラッシュ要素が採用されており、最大4人での協力プレイが可能となっている。プレイヤーは、選ばれし者に特別な力を与える特殊な装具「機棺(ギデオンコフィン)」を背負わされた捕囚「哨士(センチネル)」となり、巨塔でのクエストに挑み、戦利品を得ては装備を充実させていく。
本作では現在、シーズン1「久遠の巨塔」が開催中だ。そして、5月31日の同シーズン終了後に、新シーズン「日輪の女神」が開幕するという。シーズン2ではさらなる物語や新種族、新武器など、新たなコンテンツが多数追加されるようだ。
まず、新たな物語として新章「日輪の楽園」が追加される。新シーズンではバビロン塔にかわる物語の新たな舞台として、砂漠にそびえるベンベン塔が登場する。後述の新種族であるクフタール人も、ストーリーに関わってくるようだ。センチネルたちは、新たな舞台で明かされる、「楽園」の真実と向き合うことになるという。
そして、新武器種として、ピストルが追加される。扱うのは難しいが、使いこなせば大きな戦力となる武器種とのこと。敵をひるませることができるほか、トリガーアクションの連続射撃では大ダメージを狙えるという。さらに、新たな種族としてクフタール人が登場。砂漠の交易民である同種族は、繊維を利用したアクション「ガットワーク」を使った支援を得意とするそうだ。
ほかにも、新たな属性として陽属性が追加される。陽属性は太陽の力を利用する属性だ。この属性をそなえた武器や防具も新たに登場するとのこと。新たな武器種・種族・属性の登場で、ビルドや戦略の幅がますます広がることだろう。
既存のコンテンツにも新しい要素が追加される。素材収集や装備集めに適したスカーミッシュには、新たなクエストとインファマスエネミーが登場。週替わりの高難度コンテンツであるシージには、陽属性をテーマにした新たなクエストが追加される。強敵との死闘が繰り広げられるデュエルにも、新たなボスが登場するそうだ。ギミック性の高い高難度コンテンツであるガントレットには、冥界をテーマにした新ステージである冥域が登場し、新しいランキングが開催されるという。合計で、80種類以上のクエストが追加されるとのことだ。
シーズン2期間中には、複数のランキングが予定されている。上位にランクインしたセンチネルには、希少価値の高いエンブレム(バナー装飾アイテム)が贈呈されるそうだ。シーズン2でも、ランキングはデュエルやガントレットなどの高難度コンテンツを対象に開催されると思われる。
シーズン2のバトルパスでは、アサシンをモチーフにしたコスメアーマーなど合計100以上の報酬を獲得可能だ。シーズン1に続いて、シーズン2でも、獲得BPに応じて次回のシーズンのバトルパスをお得に購入できるキャンペーンが実施されている。シーズン終了時のBPによって決定するシーズンランクに応じて、最大500ガラズ(ゲーム内有償通貨)のプレミアムバトルパス割引が獲得可能だ。また、翌シーズンの限定エンブレムなども入手できるとのこと。
なお、本作のシーズンは約3か月周期での更新が予定されていた。しかし、シーズン2の期間は3か月延長されて2022年11月29日 までとなるとのこと。プレイヤーからの意見を踏まえて、今後の運営ロードマップを再検討する期間が必要になるからだという。
また、シーズン2では、小規模アップデートとなるVer.1.2.1の配信が7月12日に予定されている。それ以降は、延長期間となる約3か月間を次期アップデートに向けた開発期間にするため、新規コンテンツなどの更新が見送りとなるそうだ。ちなみに、5月31日の更新時にゲーム内に表示されるシーズン2の期間は「8月30日まで」と延期前の予定が記載されている状態になるようだ。実際には「11月29日まで」が正しい期間となる。この点は早期のアップデートで修正されるとのこと。
『BABYLON’S FALL(バビロンズフォール)』シーズン2「日輪の女神」は、5月31日より開幕予定だ。5月28日に配信される公式生放送第8回では、新シーズンに関するさらなる情報がお披露目されることだろう。続報に注目していきたい。