国旗を作るパズルゲーム『フラッグマニア エクストリーム パズルxクイズ』無料公開。色を揃えてカラフルなグローバル理解
国内の個人開発者である丸ダイス氏は5月10日、パズルゲーム『フラッグマニア エクストリーム パズルxクイズ』を公開した。unityroomのブラウザ上でプレイすることができる。
『フラッグマニア エクストリーム パズルxクイズ』は、パネルを揃えてさまざまな国旗を作るパズルゲームだ。用意されているのは、5×5マスのカラフルなタイル。プレイヤーはこのうち2×2マスのタイルを回転し、動かすことが可能。そしてタイルを動かして特定の色を揃えることで、国旗を作ることができるのだ。たとえば青いタイル3つと黄色いタイル3つを揃えれば、ツートンカラーで表現されたウクライナの国旗に。白・青・赤のタイルを揃えれば、ロシアの国旗を作り出すことができる。
一見単純に見えるが、国旗ごとに難易度は異なっている。フランスやドイツなどは3色6マスのタイルを揃えればいいのに対し、日本の日の丸やフィンランドの十字模様などは、9マスのタイルを揃える必要がありやや難しい。また、ステージを進むごとに盤上の色も増えていき、徐々に難度が上がっていく。ときには盤上のタイルだけでは国旗を完成できないこともあり、場外からランダムでタイルを引き込む必要もある。
各お題には制限時間が設けられており、早く国旗を完成させるほどスコアを多く獲得することができる。たくさんの国旗を完成させ、ハイスコアを目指すのだ。国旗としては全37か国を収録。国ごとにちょっとした解説も用意されており、遊ぶほど各国への理解が深まるつくりとなっている。
『フラッグマニア エクストリーム パズルxクイズ』は、unityroomが主催するイベントUnity1週間ゲームジャムに向けて開発され、お題「そろえる」に沿って制作されている。開発を手がけたのは、国内のデベロッパー丸ダイス氏だ。同氏は2020年、町中の密集団を解散させソーシャルディスタンスを取り戻すリズムゲーム『密ですビート・ストリート』をリリースし、注目を集めた(関連記事)。このほかにも同氏のサークル丸ダイスでは、ひらめきのナゾと論理のパズル『Treehouse Riddle』や一筆書き計算パズル『EQUALINE』などをリリース。現在は、さかだちして上下反転する画面を活用するパズルアクション『さかだちの街』を開発中だ。
『フラッグマニア エクストリーム パズルxクイズ』はunityroomのブラウザ上でプレイ可能だ。
※ The English version of this article is available here