『The Elder Scrolls』シリーズの初期2作品がSteamで無料配信開始。タムリエル全土が冒険の舞台

Bethesda Softworksは4月27日、『The Elder Scrolls』シリーズの初期2作品など複数の作品を、Steam向けに配信開始した。『The Elder Scrolls』は、Bethesda Softworksが手がける一人称視点のRPGシリーズだ。

Bethesda Softworksは4月27日、『The Elder Scrolls』シリーズの初期2作品など複数の作品を、Steam向けに配信開始した。同シリーズの初期2作品の価格については、Bethesda.net Launcherでの配信時と同じく、無料となっている。
 

『The Elder Scrolls: Arena』

 
『The Elder Scrolls』は、Bethesda Softworksが手がける一人称視点のRPGシリーズだ。広大なマップと高い自由度が、同シリーズの持ち味となっている。また、シリーズ5作と外伝で蓄積されてきた重厚な世界観も、本作の魅力のひとつだ。本作には多数の民族が登場し、複雑な世界情勢や歴史が紡がれてきた。

今回無料配信された、同シリーズの初期2作品でも、広大なマップと高い自由度が楽しめる。シリーズの第一作である『The Elder Scrolls: Arena』では、タムリエル大陸のすべての地方を探検可能。同作は、高難易度のダンジョンが持ち味のタイトルだ。続編となる『The Elder Scrolls Ⅱ: Daggerfall』では、シリーズ中もっとも広大なマップが用意されている。タムリエル大陸のハイロックおよびハンマーフェル地方などを冒険可能で、その広さはなんと約16万平方キロメートルにもおよぶ。
 

『The Elder Scrolls II: Daggerfall』

 
さらに、これらの2作品とあわせて、外伝作品となる『An Elder Scrolls Legend: Battlespire』および『The Elder Scrolls Adventures: Redguard』についても、それぞれ660円でSteam向けに配信されている。また、マルチプレイヤーFPS『Wolfenstein: Enemy Territory』についても無料配信が開始。そのほか、『Fallout 4』および『The Elder Scrolls V: Skyrim』用のMod開発者向けツール「Creation Kit」についても、4月26日より配信が始まっている。
 

 
なお、今回のSteamでのリリースは、Bethesda.net Launcherのサービス終了に伴う動きである。同ランチャーは、Bethesda Softworksの特定の自社PCタイトルに使用されていた。今年2月に、2022年内の同ランチャーのサービス終了が発表された(関連記事)。サービス終了に際して、ゲームライブラリや、ゲーム内有償通貨を含むウォレットなど、Bethesda.netアカウントにて保有していたものはほぼすべてSteamに移行可能となる。サービス終了に伴うSteamへの移行手続きは、こちらで確認できる。

The Elder Scrolls: Arena』および『The Elder Scrolls Ⅱ: Daggerfall』は、Steamにて無料配信中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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