狂気のダークアクション『Nazralath: The Fallen World』発表。『ダークソウル』などの影響受けた荒涼世界を歩く

 

Euclidean Studiosは4月25日、アクションゲーム『Nazralath: The Fallen World』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、発売時期は未定。

『Nazralath: The Fallen World』は、RPG要素を盛り込んだアクションアドベンチャーゲームだ。本作ではダークファンタジーの世界観のなか、ストーリー主導でゲームが展開されるという。また、影響を受けた作品として高難度アクションRPG『ダークソウル』や、不死の呪いを受けた男が謎を追うRPG『Planescape: Torment』が挙げられている。本作ゲームプレイはいまだ謎に包まれているものの、物語の分岐や世界の探索がコンセプトとして挙げられている。

また、本作の世界観やアート面は、ズジスワフ・ベクシンスキーや、ハワード・フィリップス・ラヴクラフト作品にも影響を受けているとのこと。ベクシンスキーは、その独特の画風ゆえに、日本国内では「3回見たら死ぬ絵」のネットミームでも知られる画家である。ラヴクラフトは、いわゆる「クトゥルフ神話」として後に発展する諸作を著した作家だ。トレイラーから受ける荒涼としつつ不気味な印象には、一連の作品の影響も見て取れる。

UPDATE 2022/04/25 10:43】
記事初版にて、「ズジスワフ・ベクシンスキー」を「ズビグネフ・ブレジンスキー」としておりました。修正し、お詫び申し上げます。


本作開発元のEuclidean Studiosは、Uglješa Stevanović氏を中心とするスタジオのようだ。同氏は、セルビア共和国を拠点にアーティスト/アートディレクターとして活躍する人物だ。Stevanović氏のArtStationページでは、本作にも繋がりそうな印象的なアートが多数公開されている。こうしたセンスがどのようにゲームに落とし込まれていくのか期待したい。

Nazralath: The Fallen World』はPC(Steam)向けにリリース予定。発売時期は未定だ。