パブリッシャーのRaw Furyは4月21日、エイリアンの襲撃から基地を守るサバイバルゲーム『Dome Keeper』を発表した。発売時期は2022年で、対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamにて6月13日(アメリカ・太平洋標準時間)より開催されるイベント「Steam Next Fest」では、体験版を配信予定だ。
『Dome Keeper』は、エイリアンから基地を守る防衛サバイバルゲーム。2Dサイドビューで描かれる世界で、地上にあるドーム型の基地を拠点として、地下を掘り進めて資源を集めていく。地下資源を使って基地や装備をアップグレードし、エイリアンを撃退することが、本作の目的だ。
本作は、採掘と防衛を交互におこなってゲームが進んでいく。エイリアンは、一定時間にまとまって敵が襲撃してくるウェーブ形式で襲ってくるため、ウェーブとウェーブの間で採掘を進めていくのだ。限られた時間の中で、いかに資源を集めるかが重要となる。
採掘パートでは、ジェットパックを装備した主人公を操作して、基地の地下をドリルで掘り進んでいく。集めた資源を利用するには、地上の基地まで運ぶ必要がある一方で、運ぶ資源の量が増えるほど、移動速度が下がる。エイリアンの襲撃までに基地に戻る必要があるため、欲張りは厳禁だ。
防衛パートでは、基地の防衛設備を操作する。レーザーなどの武器を使って、空中や地上から襲ってくるエイリアンを攻撃し、倒していく。エイリアンの移動速度や特徴を見極め、優先順位をつけて効率よく撃退していこう。基地にはHealth(耐久度)があり、エイリアンの攻撃によってゼロになると、基地が破壊されてゲームオーバーとなってしまうようだ。
また、エイリアンの襲撃の合間に集めた地下資源を使って、主人公の装備や基地のアップグレードが可能だ。ジェットパックの移動速度や運搬能力、ドリルなどを強化すれば、採掘の効率が上がる。また、基地の設備をアップグレードすれば、防衛能力が上がり、エイリアンを撃退しやすくなるだろう。生き延びるためには、各種アップグレードの選択も重要になりそうだ。
本作の開発を手がけるのは、インディー開発者チームのbippinbits。同チームは、学生時代から交際し続けているパートナー同士でもあり、2011年からともにゲーム制作を始めたという。本作は、2021年の「Ludum Dare 48」というゲーム制作イベントに提出した、『Dome Romantik』という作品がベースとなっている。なお、同作はitch.ioにて無料でダウンロード可能で、ブラウザ版もプレイ可能だ。6月の体験版配信より前に、『Dome Keeper』の雰囲気を味わってみたいという方は、チェックしてみてほしい。
『Dome Keeper』は、PC(Steam)向けに、2022年発売予定だ。また、6月13日(現地時間)より、体験版の配信を予定している。