qureateは4月21日、『ノゾムキミノミライ』を5月19日に配信すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。価格は1980円。なお同作は事前発表ではSteamでもリリースされると告知されていたが、公式サイトの対応プラットフォーム表記ではSteamの文字やロゴは確認できない。
『ノゾムキミノミライ』は、美少女同居型ステルスアドベンチャーになるという。キャラクターデザインは、森沢晴行氏が担当。『高円寺女子サッカー』や「輪廻のラグランジェ」のキャラクターデザインを手がけた人物だ。以前公開された情報によると、プレイヤーは座敷童となり、住人を幸せに導くゲームになるとされていた。ゲームプレイ映像では、3Dで描かれる部屋で、美少女の生活を観察するシーンが確認できる。
qureateといえば、セクシーゲームを手がけるパブリッシャー。『バレットガールズ』や『オメガラビリンス』を生んだ臼田裕次郎が率いており、Nintendo SwitchやSteamに、ちょっぴりエッチなゲームを続々とリリース。安定したクオリティとコンスタントなリリースで、根強いファンも多い。
一方でqureateはギリギリのラインを狙うメーカーでもある。最新作である『デュエルプリンセス』はその筆頭。同作には、衣服破けやおしおき要素が盛り込まれている。今年1月13日に配信され、ニンテンドーeショップのセールスランキングに上位に入るなど好調っぷりを見せていたが、配信から2週間後に突如配信停止。4月22日現在、いまだ再配信には至っていない。さらに同作はSteamでのリリースが予定されていたが、こちらもリリースできていない。過去には、臼田氏よりSteamの審査が通らないと報告されていた。
新作『ノゾムキミノミライ』もまた、『デュエルプリンセス』と同じくCEROレーティングD(17歳以上対象)の作品。映像では少女がハンディマッサージャーを“正しく使う”など、なかなか示唆的なシーンも見受けられる。『デュエルプリンセス』の1件があり、関係者からマークされているのは想像に難くない。qureateはどこまで攻めているのか、そしてそもそも新作を無事にリリースできるのか。注目されるところは多いだろう。
『ノゾムキミノミライ』は、Nintendo Switch向けに5月19日配信予定。来週には公式サイトが更新され、さらなる情報が明かされるという。
※ The English version of this article is available here