ぐにゃぐにゃ相撲ゲーム『Unreal Sumou』無料配布開始。たっぷり肉感と骨折不可避の対戦アクション 

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国内企業の面白法人カヤックは4月20日、相撲ゲーム『Unreal Sumou』を無料配布開始した。対応プラットフォームはPC/Mac。Githubにて公開中のZipファイルをインストールすることでプレイできる。
  

 
『Unreal Sumou』は、大場所を舞台とした相撲ゲームだ。登場するのは、青海原および赤富士との名前の二人の力士。プレイヤーは力士を操り、相手を土俵から突き落として勝利をもぎ取ることとなる。キーボード操作およびゲームパッド操作に対応しており、AIとの対戦かローカル対戦が可能だ。グラフィックとしては肉感たっぷりに表現された力士が特徴で、本格的な相撲ゲームを期待させる。 

ところが、本作の操作体系はいささか奇妙だ。まず、力士は前後左右に移動して相手に近づくわけであるが、この時点で挙動がおかしい。力士は基本的に地面からやや浮いており、手足をだらりと垂らした状態。そして移動を入力すると、まるで糸につながれた人形のように、ずるずると引きずられていくのである。相撲取りらしい重量感は一切なく、妙な脱力感が特徴だ。 
 

 
そして相撲といえば、突き出しや押し出し、投げ技などの豊富な決まり手だ。しかし『Unreal Sumou』における技はいたってシンプル。すなわちパンチとキックである。所定のキーを押すことで、右手・右脚・左手・左脚を突き出すことができる。このときの動きは、まるでばね仕掛けのように四肢を振り乱す、およそ相撲とはかけ離れた様相だ。力士の身体はぐにゃんぐにゃんと折れ曲がり、予想だにしない動きが繰り出される。対戦では、思い通りに制御できない力士を操りながら、思いがけない勝負の行方が笑いを誘うつくりとなっている。 

『Unreal Sumou』は、2021年12月に開発を報告。インパクトある映像が話題を呼び、Twitterでは1万件以上のリツイートを集める反響を得た。その後、同作については面白法人カヤック内で社内会議があったそうで、「マジで売れるかわからない」ために、『Unreal Sumou』公式Twitterのフォロワーが1000人に到達したら発売決定する、という方針がとられた。その後同アカウントは、ラインを大幅に超える4000人以上のフォロワーを獲得。無事に完成され、4月20日より、販売ではなく無料配信されるはこびとなった。 
 

 
面白法人カヤックは、神奈川県鎌倉市に本社を置くWeb制作・企画・運営会社。ゲーム事業部としては、自社開発・パブリッシングをおこなった、モバイル向け野球ゲーム『ぼくらの甲子園』シリーズをリリース。また直近ではお笑い芸人のマヂカルラブリー・野田クリスタル氏と協働し、パーティーゲーム『スーパー野田ゲーPARTY』を発売した。同作は発売初週5万本を売り上げ、続編である『スーパー野田ゲーWORLD』も開発している。ゲーム開発についてのノウハウが蓄積されており、そうした技術が今回の『Unreal Sumou』として活かされたかたちだ。 

『Unreal Sumou』はPC/Mac向けに配信中。こちらのGithubページからデータをダウンロードし、プレイできる。 




※ The English version of this article is available here

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