フランス革命アクションRPG『スチールライジング』9月8日に発売延期。5分間のソウルライクなゲームプレイ映像が公開

Naconは4月13日、アクションRPG『スチールライジング(Steelrising)』の2022年6月の発売を延期し、現地時間9月8日にリリースすると発表した。“時計仕掛けの暴君”と呼ばれるルイ16世とその軍団に立ち向かう。

パブリッシャーのNaconは4月13日、アクションRPG『スチールライジング(Steelrising)』の2022年6月の発売を延期し、現地時間9月8日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)および、PlayStation 5/Xbox Series X|S。また、4月15日には、5分間のゲームプレイ映像がお披露目。荒廃したパリの様子や、ボス戦などが確認できる。なお、日本語版については、株式会社3gooより発売される予定だ。

『スチールライジング』は、パブリッシャーNacon傘下のデベロッパーSpidersが手がけるアクションRPGだ。舞台となるのは、現実とは別の世界線の1789年、革命下のフランス。機械人形である主人公アイギスが、“時計仕掛けの暴君”と呼ばれるルイ16世とその軍団に立ち向かう。

アイギスは、ルイ16世に召し使えるヴォーカンソンが生み出した最高傑作のオートマタ。もともとは宮廷でダンスを踊るために作られた存在であったが、いまはマリー・アントワネット妃の護衛を務める戦士である。ルイ16世は、革命に逸る人民を鎮圧するために機械の軍団を解き放った。パリは燃え、人々が虐殺されている。アイギスは王妃の命をうけ、ロボットの軍団に立ち向かい、歴史の流れを変えることを目指す。


本作は、いわゆるソウルライクなゲームプレイを採用。今回公開されたプレイ映像からも、その様子は確認可能。あっさりと敵にやられゲームオーバーになるシーンが見られる。さまざまな敵のなかには犬型ロボットの姿も。また、プレイ映像では鉄扇のような武器がおもに使用されているが、装備変更画面ではほかの武器種についても確認できた。マスケット銃やハルバード、爪など、多種多様な武器が用意されているようだ。防具にも多彩なものが存在し、装備によって見た目も変わることが映像から確認できる。装備については、カスタマイズ要素も用意されているとのこと。攻撃力の引き上げや、機動性や耐久性の向上といったステータス強化をおこなえるという。


プレイ映像はパリ郊外の農村のようなエリアから始まるが、途中からは馬車のような乗り物にインタラクトしてエリア移動がおこなわれてる。移動後の舞台は革命によって荒れ果てたパリの町。美しい町のあちこちから火の手があがり、死屍累々の殺伐としたパリの様子が確認できる。


また、後半では、ボスとの戦闘の様子も収められている。優美で奇怪なデザインのボスThe Bishop of the Citéは、球体の駆動部による不規則な動きでプレイヤーを翻弄してくる。体力が一定以下に減少すると炎を噴きあげ、ボスの攻撃はさらに激しさを増すようだ。プレイ映像では、飛び道具を駆使して、この強大なボスを撃破寸前に追い込む様子が確認できた。


『スチールライジング(Steelrising)』は、PC(Steam/GOG.com)および PlayStation 5/Xbox Series X|S向けに、9月8日に発売予定。なお、日本語版については、海外版発売延期に伴って、2022年夏発売から延期されるものと思われる。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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