“アイテム整理”風パズル『Save Room – Organization Puzzle』発表。インベントリにハーブや銃を押し込んでいく、なぜか懐かしい詰め詰め作業 

デベロッパーのFractal Projectsは4月15日、『Save Room - Organization Puzzle』を発表した。『Save Room - Organization Puzzle』は、インベントリの整理をモチーフにしたパズルゲームだ。

デベロッパーのFractal Projectsは4月15日、パズルゲーム『Save Room – Organization Puzzle』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、4月28日リリース予定。 
 

 
『Save Room – Organization Puzzle』は、インベントリの整理をモチーフにしたパズルゲームだ。グリッド状に表現されたインベントリのなかで、それぞれ大きさが異なるアイテムをパズルのように組み合わせながら、うまくスペースを活用しいく。 

……と、こうした説明からもわかるとおり、本作は『バイオハザード4』のアイテム整理要素から着想を得ている。同作では、さまざまなアイテムが手に入り、アタッシュケースに入れていくことになる。しかし、武器や回復アイテムの持てる数には限りがある。手持ちのアタッシュケースに、それぞれのサイズや形が異なるアイテムを収納することになるのだ。うまく隙間なく詰め込んでいくことが重要。本編の激しい戦いとは別の、ちょっとした頭脳戦が展開されるわけだ。また、上手に詰め込めた時の満足感も魅力だった。『Save Room – Organization Puzzle』は、そんなミニゲーム風のインベントリ整理を独立してゲーム化した作品である。 

本作の目標もまた、すべてのアイテムをインベントリ内に格納すること。ライフルやハンドガン、ロケットランチャーといったスペースをとる得物から、ハーブに弾薬、ガンパウダーといった小物まで、あらゆるアイテムをインベントリに収納しなくてはならないのだ。さまざまなかたちのインベントリに、アイテムを押し込もう。 
 

 
アイテム整理のうえではテクニックが必要となる。たとえば、空になった銃と銃弾がある場合は、リロードしておくことで銃弾ひと箱分のスペースを節約できる。またハーブが場所を取っている場合は、組み合わせて回復薬にすることですっきりまとめることが可能だ。体力が減っていれば、そのまま薬を消費してしまうのもいいだろう。このほか、ガンパウダーを弾薬に変え、そのままリロードしておくという省スペース術もある。アイテムを使用する順序を考えながら、最適な回答を模索するのだ。ゲーム全体のボリュームとしては、40種類の手作りのパズルが用意されているという。 

本作の開発を手がけるFractal Projectsは、これまでにも複数の作品をリリース。仕掛けを駆使してネコを風呂に入れる『How To Bathe Your Cat』や、侍のネコとなって敵を殲滅する『Samurai Cat』など、複数のパズルゲームをリリースしている。『Save Room – Organization Puzzle』は『バイオハザード4』の世界観を借りつつ、パズルづくりのノウハウが活かされた作品となるようだ。 
 

 
『Save Room – Organization Puzzle』はSteamにてPC向けに、4月28日にリリース予定。




※ The English version of this article is available here 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

記事本文: 1615