夜道探索アクション『夜廻三』体験版が4月14日配信へ。夜の学校へ忍び込む、体験版のオリジナルストーリーが展開
日本一ソフトウェアは4月13日、『夜廻三』の体験版を4月14日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch。各ストアにて配信予定。体験版では、真夜中の学校を舞台に体験版のオリジナルストーリーが描かれるという。
『夜廻三』は、失った記憶を探して夜の街を巡る、夜道探索アクションゲームだ。日本一ソフトウェアが手がける『夜廻』シリーズの3作目にあたる。本作の主人公は、気づけば見知らぬ暗い森の中にいた。思い出せるのは、放課後に学校の屋上を訪れていたこと。なぜ森にいるのか、主人公にはわからなかった。そんな中、主人公が深い森をさまよっていると、姿の無い不思議な人物と出会う。その人物は、どこか懐かしい声で「あなたには強い呪いがかけられている」と告げる。また呪いを解くには、一晩のうちに忘れてしまった大切なことを思い出せなければならないという。失ってしまった思い出を探すべく、主人公は不気味な夜の街へ足を踏み入れる。
幼い主人公は、失くした思い出を取り戻して呪いを解こうと夜の街をさまよう。忘れられた墓地や竹林の人形屋敷、遠吠えが響く商店街など、街の各地にあるいわくつきの場所には思い出が隠されている。ただし、夜の街にはお化けが徘徊している。小石で注意をそらしたり、目を閉じて身を隠したり、お化けと対峙しながら失くしたものを取り戻していくわけだ。
また本作では、人面鳥が主人公の行く手を阻む。本作の街では、コトリという人面鳥に関する噂が古くから伝わっている。曰く、人面鳥にはすべての時間を同時に観測する目が備わっており、ずっと誰かが来るのを待っているのだという。なぜ人面鳥が主人公の前に現れるのかはわからない。人面鳥は、主人公が記憶のないエリアへ向かうときに出現するため、まずは身近なアイテムに触れ、失くした思い出の手がかりを入手。小さくなった鉛筆や海で拾った貝殻など、手近な道具を道しるべに、街の各所へと向かうことになる。そのほか、本作では主人公の見た目が変更可能。キャラクターとしては、思い出にたびたび現れるという大きなカメラを持った少女や、白いふわふわの猫ムギも登場する。
各ストアで4月14日に配信される体験版には、専用のストーリーが描かれる。舞台になるのは、奇妙な噂が流れる夜の学校だ。主人公は、友達2人と一緒に噂の真偽を確かめようと学校へ侵入。しかし主人公は、ある出来事をきっかけに友達とはぐれ、なにかと出会ってしまうようだ。
スクリーンショットでは、人体骨格模型を前に会話する3人の姿や巨大なおばけ、血塗れの校内マップなどが映されている。本編の発売を一週間後に控える中、ちょっとした恐怖が描かれるのだろう。
『夜廻三』の体験版は、PlayStation 4/Nintendo Switch向けに4月14日配信予定。また『夜廻三』はPlayStaiton 4/Nitnendo Switch向けに、税込7678円で4月21日に発売予定だ。