『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』新情報どどんと解禁。新映像に主人公設定、ゲームシステムや流れなど明らかに

 

任天堂とコーエーテクモゲームスは4月12日、『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』(以下、FE無双 風花雪月)の2ndトレーラーを公開した。あわせて、さまざまな新情報が解禁されている。

トレーラーによると、本作の主人公は『ファイアーエムブレム 風花雪月』(以下、風花雪月)本編主人公であるベレト/ベレスではないようだ。主人公のシェズは天涯孤独の傭兵で、とある仕事でジェラルト傭兵団の“灰色の悪魔”と激突し、圧倒的な強さの前に敗北する。死を覚悟したシェズだったが、「ラルヴァ」を名乗る謎の存在に命を救われる。以降、シェズは“灰色の悪魔”に雪辱を果たすべく修行を重ねる。その最中、盗賊に追われる士官学校の生徒たちと出会うところから物語が始まる。

本作では『風花雪月』本編とはまったく異なる物語が繰り広げられ、ベレト/ベレスとは敵対する展開もあるようだ。また、公開されたキャラクターの外見にも細かな変化があり、本編とは別の結末を迎えることが予想される。なお、主人公のシェズおよび本編主人公のベレト/ベレスは、いずれも性別の選択が可能である。


『FE無双 風花雪月』は大きく3つのルートに分かれるようだ。主人公であるシェズは序盤に「黒鷲の学級」「青獅子の学級」「金鹿の学級」のいずれかに生徒として所属することになる。この選択によって物語は「赤焔の章」「青燐の章」「黄燎の章」に分岐し、それぞれの学級が所属する国家を視点とした物語は大きく分岐する。『風花雪月』本編の形式を踏襲しつつ、違った物語を楽しめるようだ。なお登場キャラも新たに紹介されている。エーデルガルトのお供のヒューベルト、ディミトリを慕う心優しき大男ドゥドゥー、クロードと縁深い勝ち気な令嬢ヒルダらが、装い新たに登場する。そのほかの生徒についてもトレーラーで新たな姿が映されているほか、生徒の縁者らしきキャラクターも登場するようだ。

ゲームは「軍備パート」「進軍パート」「戦闘パート」に分かれて進行する。軍備パートでは前哨基地内を自由に移動し、仲間との交流や自軍の強化をおこなうことができる。次の戦闘に向けて主人公自身や仲間を育成するほか、「作業を手伝う」「料理をふるまう」などのさまざまな交流要素を通じて仲間との絆を深めたり、会話を楽しむことが可能だ。本編における散策パートに近いパートのようだ。

進軍パートは、各エピソードの最終クリア目標となるメインクエストが発生する地点まで、周囲のエリアを制圧しながら進軍するパートだ。貴重品を販売する「行商人アンナ」や報酬が得られる「調査地点」、期間限定の「エクストラクエスト」など、さまざまなイベントが発生することもある。戦闘パートはリアルタイムに動く戦場で指揮を取り、味方に命令を出したり自らキャラクターを操作したりすることで戦線を切り拓くことになる。爽快感あふれる無双アクションと、『ファイアーエムブレム』らしい戦略性を併せもったシステムとなるようだ。


『FE無双 風花雪月』はNintendo Switch向けに6月24日発売予定だ。




© Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
© コーエーテクモゲームスAll rights reserved. Licensed by Nintendo