パブリッシャーの2P Gamesは4月7日、スローライフシミュレーション『仙郷物語』の早期アクセス配信を4月28日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、本作は日本語表示にも対応している。
『仙郷物語』は、美しい渓谷にある集落で、農業を中心にしたスローライフを楽しめる経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは衰退した不老不死を求める宗派の一員となって、宗派の復興を目指していく。農作物や生産物を売ったり、新しい建物を建てたり、新しい仲間を増やしたりしながら、宗派を繁栄させるための資金を得ていくことになる。
プレイヤーは自分の農地を自由に変形・拡大し、作物を育てることができる。ただし、本作には四季の移ろいがあるため、旬の作物や成長サイクルを意識して植えること。季節には24種の細かい分類が用意されているため、繊細な環境の変化を楽しめるという。ゲームを進めることで、農作業の効率を上げる仙法(スキル)を習得することもできるようだ。
渓谷での生活は、農作業だけにとどまらない。収穫した作物で、醤油・酢・酒を醸造することも可能。ほかにも、釣り堀での本格的な釣り体験、薬の採集、村人からのデイリークエストなど、豊富なコンテンツが用意されているようだ。仙人として、築基(ちくき)、凝脈(ぎょうみゃく)、御獸(おけもの)、煉丹(れんたん)といった修行にいそしむことも可能。また、本作には100種類近い家具が存在し、これらで屋内外を飾って自分だけの世界を作ることができる。キッチンでは世界中の料理を調理可能だ。
集落では、不老不死を求める宗派の人々が暮らしている。彼らはそれぞれ、時間帯によって場所や行動が変化する独立した行動様式をもっており、足跡をたどることで新しい発見があるかもしれない。彼らとの関係性が深まると新たなアイテムやミッション、農業の助けとなる仙法(スキル)を獲得可能。村を運営するだけでなく、コミュニティ全体との絆を深め、共同生活の幸せを見出すのだ。
『仙郷物語』には決められたプレイスタイルは存在しない。人里離れた谷で修行するもよし、野に帰って自分の世界を作るもよし、ビジネスの世界に浸って金持ちを目指すもよし。プレイヤーの思い思いの方法で修行の目標を見つけ出そう。
『仙郷物語』は4月28日に、PC(Steam)向けに早期アクセス配信開始予定だ。