DLSiteのエイプリルフールで、なぜかユーザーの性癖暴露大会が始まってしまう。本当に使えるクーポンも配布

エイシスは4月1日、同社の運営するDLsiteのオリジナルゲームとして「DLsite world ~始まりを告げる手紙(メルマガ)~」を発表した。エイプリルフールの企画の一環のようだ。

エイシスは4月1日、同社の運営するDLsiteのオリジナルゲームとして「DLsite world ~始まりを告げる手紙(メルマガ)~」を発表した。エイプリルフールの企画の一環のようだ。ティザーサイトが公開されており、全ユーザーを対象にした割引クーポンが配布されている。

「DLsite world」は、二次元コンテンツの総合ダウンロード販売サイトDLsiteによる、新感覚マルチプレイアクションRPGであるという。本作の主人公は、平凡な日常生活を送っていた。しかし、ある日2XXX年の世界の破滅を示唆する謎めいた手紙(メルマガ)が届き、世界を救うため奮闘することになる。新たな力(クーポン)を授かりし、もう1人の化身(アバター)を手にしたものたちの物語が描かれる。

ティザーサイトによると、世界を救うにあたってアバターが重要になるようだ。本作では、DLsiteの利用状況に応じてアバターを生成、2021年に同サイトで費やした金額を攻撃力、費やした時間を防御力に変換し、ステータスが決定される。また本作では力がなければ世界が救えないといい、ティザーサイト内には新たな力(クーポン)を授かれるボタンも設置されている。
 

 
本日発表された時点で怪しい内容であるが、ティザーサイト内最下部では「DLsite world」がエイプリルフール企画である旨が明かされている。つまりは、オリジナルゲームの販売や設定もちょっとしたジョークであったわけだ。ただし、クーポンは本当に配布されている。エイプリルフール企画記念のクーポンは、全作品を対象に使用可能。15%オフの何度でも使えるクーポンと、過去一定期間の利用金額が大きいほど割引率が上がるクーポンが存在しており、Twitterを見る限り後者の割引率は18%から50%ほどのケースがあるようだ。DLsiteでは恒例のクーポンであるが、配布方法などは珍しいものとなっている。

また、ティザーサイト内にはアバターの生成機能も用意されており、こちらも本当に利用できる。アバターを生成すると、DLsiteの利用状況を参考にレアリティと攻撃力/防御力、得意ジャンルや二つ名が設定される。得意ジャンルは購入した作品のジャンルが参考にされているため、性癖が記載されるといっても過言ではないだろう。利用にあたっては、不意に性癖を晒してしまわないよう注意したいところだ。

なおツイート機能も用意されているが、ツイートと同時に二つ名に設定された性癖や利用金額/時間も明かされてしまう。そのため、TwitterのハッシュタグDLsiteworldでは、ちょっとした性癖暴露大会が開かれているようだ。
 

 
エイプリルフール企画「DLsite world」は、ティザーサイトが公開中。クーポンは「新たな力を授かる」を押すと、入手できる。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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