聖杯選挙RPG『Fate/Pixel Wars』スマホ向けに配信開始、本日サービス終了予定。支持者をぶつけ合う、苛烈な大統領候補の戦い

FGO PROJECTは4月1日、『Fate/Pixel Wars』を配信開始した。『Fate/Pixel Wars』は、苛烈な大統領選挙を戦い抜く、聖杯選挙RPGである。

FGO PROJECTは4月1日、『Fate/Pixel Wars』を配信開始した。対応プラットフォームはiOS/Android。2022年4月1日23時59分をもってのサービス終了も告知されており、1日限りのエイプリルフール企画となっている。
 

 
『Fate/Pixel Wars』は、苛烈な大統領選挙を戦い抜く、聖杯選挙RPGである。本作の世界では、奇妙な微小特異点によりカルデアが侵攻を受けていた。次々に消えていくサーヴァントや職員たち。主人公のマスター一行は、事態を解決するため微小特異点へのレイシフトを実行する。しかし、彼らがレイシフトした先では、最強の大統領を決定する聖杯選挙戦が大詰めを迎えていた。

聖杯選挙。それは、最強を自負する大統領候補たちが覇を競い、最後に勝ち残った者がどんな願いでも叶えられる聖杯を手にする戦い。特異点内では、互いの支持者を戦力としてぶつけ合う、大統領候補たちの混沌とした戦いが繰り広げられていたのだ。偶然にも、人間代表として擁立されたゴルドルフ大統領候補と出会ったマスターたちは、聖杯と引き換えに彼のシークレットサービスとして聖杯選挙戦に参加。強力な宝具(マニフェスト)をもつという、マグニフィセント・トゥエルヴを含めた大統領候補たちを相手に、苛烈な大統領選挙を戦うことになる。
 

 

 
聖杯選挙戦の模様は、クエスト形式で描かれる。クエスト内には、対立大統領候補がボスとして存在している。倒せばクリアとなるが、対立大統領候補は多数の支持者を味方につけており、クエスト開始時点の主人公たちでは到底及ばない。そこで、まずはクエスト内にいる泡沫候補を倒し、支持者を根こそぎ獲得していく。

具体的には、主人公たちの部隊を移動させ、敵にぶつけると自動的に戦闘がおこなわれる。この際、勝敗に関わるのは支持者の数だ。要素としては、セイバー/ランサー/アーチャーの3陣形が存在し、セイバーはランサーに、ランサーはアーチャーに強いといった相性は存在している。しかし相性よりも数の影響が大きいため、戦闘では支持者の数がものをいう。同数かそれ以下の数の部隊を相手に戦闘を仕掛け、倒した敵部隊の支持者を獲得することで部隊を拡大。対立大統領候補よりも多くの支持者を集め、数で相手を圧倒するのが基本的な流れとなる。

またフィールド上には聖晶片が落ちており、7つ集めて聖晶石になると援軍が召喚可能。QRコードを使った援軍や、令呪を消費する無敵技「対粛正演説」、ドットのキャラクターを使ったAR機能も用意されている。
 

 

 
本作のグラフィックは、作中のダ・ヴィンチちゃんの台詞を借りると「世界観の解像度が低すぎるため」ドット絵になっているそうだ。フィールド上で表示される小さなキャラクターだけでなく、セイントグラフもドット絵になっており、れいきいちらんでは普段とちょっと様子の違うテキストと共に閲覧できる。ゲームとしては誰でも遊びやすい内容となっており、エイプリルフールらしい胡乱な世界観やテキストが本作の特徴なのだろう。また、前述のとおり本作は4月1日23時59分にサービス終了となっている。毎年恒例のことであるが、Twitterや各ストアではサービス終了を惜しむ声も挙がっているようだ。
 

 
『Fate/Pixel Wars』は、4月1日23時59分までiOS/Android向けに無料配信中。現在7番目のクエストまでプレイ可能となっており、ストーリー最終章は4月1日18時から配信予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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