日本一ソフトウェアは4月1日、「おせわっち」をブラウザゲームとして公開した。公開期間は4月1日23時59分まで。『void* tRrLM2(); //ボイド・テラリウム2』に関連したエイプリルフール企画となっている。
『void* tRrLM2(); //ボイド・テラリウム2』は、終末世界で少女を世話する、お世話ダンジョンRPG。2020年1月に発売された『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』の続編にあたる。本作の舞台では、人類が汚染菌類によって滅びてから数百年が経過していた。そんな世界で主人公のロボットは、少女トリコと出会う。有毒な菌類に汚染された世界で、どうして彼女が生き残っていたのかはわからないが、ロボットはトリコのために生存環境「テラリウム」を作成。汚染菌類がもたらす奇妙な病気や、トリコを利用した危ない計画も乗り越え、トリコをお世話する日々を送っていた。
そんなある日、トリコの身体に少しずつ朽ちていく症状が現れる。これまでの病気とは異なり、はっきりした原因がわからず、ロボットは人類の過去やトリコに関する調査を開始。トリコを生存させるための、新たなお世話の日々が描かれる。
「おせわっち」は、前作『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』にも登場していた、ゲーム内の機能だ。前作では、トリコの満腹度や健康具合などが表示されており、探索中でもトリコの状態がチェックできるようになっていた。
本日公開されたブラウザゲーム版「おせわっち」では、トリコのお世話ができるという。同ゲーム中には、トリコがランダムな行動を起こす。一緒に遊んだり、お掃除をしたり、ご飯を食べさせたりなど、プレイヤーが彼女をどうお世話するかによって、異なる結末に到達。ランダム性や選択肢などによって、繰り返し何度かプレイできる仕組みになっているようだ。
またプレスリリースによると、デバイス版のおせわっちが20022年6月30日に発売未定となっている。かわうそうでかわいい女の子トリコをどこでもお世話できる最新デバイスであり、0630円のロボカラーと、0123円のなぜか安い廉価版が存在。勤務中やダンジョンの探索中でも、トリコと一緒にいられるそうだ。
ブラウザゲーム版「おせわっち」は、4月1日23時59分まで公開中。『void* tRrLM2(); //ボイド・テラリウム2』は、PlayStation 4/Nintendo Switch向けに2022年6月30日発売予定となっている。