ゲーム会社STP WORKSは4月1日、『マーブルボールフレンズ』を発表した。PC（Steam）向けに4月29日リリースを予定している。価格は410円。また本日4月1日より、CAMPFIREにてゲーム内広告枠や各種グッズとのセット商品が先行発売される。なお今後、Nintendo Switchへの移植も予定しているとのことだ。
【UPDATE 2022/4/1 0:40】
発売日を修正
『マーブルボールフレンズ』は、ピンボールの一種であるスマートボールを題材とした、最大5人のマルチプレイに対応する作品だ。あざやかな緑が覆う美しい森で、緩やかなギターサウンドや川のせせらぎに耳を傾けながら、さまざまなミニゲームをプレイしてビー玉を貯めていく。プレスリリースいわく、疲れた日にこそ遊んでほしい睡眠導入ゲームである。
プレイヤーはゲーム内にて、一風変わった巨大なスマートボールにチャレンジする。まずは手元の発射台からビー玉を射出。すると、盤面に配置された釘を伝い、ビー玉が予測不能な動きでコロコロと転がりはじめる。その転がるビー玉が手元の箱に入れば、アップグレードに応じたビー玉が獲得できる。また盤面上には「？」の箱も設置されており、ビー玉が入るとゲーミング色に発光したイベントビー玉が出現。そのビー玉を手元の箱でキャッチすることで、さまざまなイベントが発生する。
イベントビー玉獲得で発生するイベントのひとつが、マルチプレイイベントだ。イベントは複数種類あり、マルチプレイ時にはすべてのプレイヤーが参加する。たとえば「クルーン」では、盤面に表示されるワープホールにビー玉を入れると、どこかで見たような三段クルーンにビー玉がワープ。見事ビー玉が最下段の赤い穴に入れば、大量のビー玉が獲得できる。また「ビンゴ」では、盤面上部に出現したビンゴめがけてビー玉を発射。揃ったライン数に応じて、一定時間ビー玉の獲得数が増える効果が得られるという。そのほか、入った数字分のビー玉が獲得できる「ルーレット」や、ビー玉を入れて得点を競い合う「玉入れ」など、みんなで盛り上がれるさまざまなイベントが用意されている。
またイベントビー玉獲得時には、キュートな動物フレンズが出現することもある。動物フレンズは、定められた3種のフレンズを集めることでセット効果が発動。マルチプレイイベントの報酬がアップするなどの恩恵が得られる。
本作はジャックポット機能も搭載。盤面に出現するスターを7つ集めることで日が落ち、真っ暗闇を月あかりと大量のホタルがライトアップする幻想的な風景の中、大量のビー玉が降り注ぐという。それらで大量に集めたビー玉は、自身のアップグレードに使用する。ビー玉の射出間隔を短縮したり、ビー玉キャッチ時の報酬をアップしたりと、アップグレードを重ねることでさらに大量のビー玉が獲得しやすくなるだろう。
なお、本作はpixiv社が提供するVRoidHubに対応。マルチプレイ時には、VRoid Studioで作成した最大5名のVRoidがウッドデッキに表示される。各々のオリジナルキャラクターが雑談したり、ウトウトしたりと、さまざまな表情を見せてくれるようだ。
本作を手がけるSTP WORKSは、千葉県に拠点を置くインディーゲーム開発会社だ。低価格で配信映えするゲームを開発テーマに掲げており、過去には協力型メダルゲーム『古銭プッシャーフレンズ』などをリリースしている。本作については、ゲームを通じて1日の疲れを癒やしてほしいという思いで開発したとのこと。マルチプレイで友人や恋人と1日の出来事をお喋りしたり、お風呂上がりのリラックスタイムのお供にしたりと、ついついゲームを起動してぼ～っと遊んでしまうゲームになっているそうだ。
ちなみに本作は先述したように、CAMPFIREにてセット商品の先行発売が実施される。セット商品としては、ゲーム内広告枠や、『古銭プッシャーフレンズ』の各種オリジナルグッズを用意しているとのことだ。先行販売の実施期間は4月1日から4月22日まで。購入希望の方は、CAMPFIRE内の専用ページを参照してもらいたい。
『マーブルボールフレンズ』は、Steam向けに4月29日リリース予定だ。
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