マッチ3パズルFPS『MATCHO』発表。敵を“3つまとめて倒す”異色の頭脳アクション
デベロッパーのFiolaSoft Studioは3月31日、パズルFPSゲーム『MATCHO』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)および海外コンソールで、2022年リリース予定。
『MATCHO』の舞台となるのは、エイリアンの侵略を受ける地球。通常兵器が通用しないロボットのような侵略者たちに対抗する唯一の希望は、主人公であるMaxだけだ。Maxはなぜか侵略者と同じ特性をもっており、敵を3体まとめることで破壊できる。なぜ自分だけがパワーをもっているのか、なぜ侵略者たちは地球を襲うのか。Maxは地球を救う戦いに身を投じながら、自身とエイリアンの謎を追い求めていく。
『MATCHO』は、一人称視点アクションにいわゆる「マッチ3パズル」を融合させた作品だ。マッチ3パズルとは、同じ物を3つ合わせて消すパズルゲームの1ジャンル。人気モバイルゲーム『キャンディークラッシュ』のシステムなどがイメージしやすいだろう。
本作のゲームプレイは「敵をまとめて破壊」が基本となるようだ。敵は赤・青・黄・白などの色をもっており、同色の敵をまとめ上げることで消滅する。また、パズルの魅力のひとつ“連鎖”システムもあるようで、敵の消滅がまわりの敵を吸い込み、さらなる消滅に繋がる様子も見られる。ボス的な特殊個体も登場し、おそらく手強いパズルを提供してくれるのだろう。Maxの移動を助ける特殊装備もあり、空中ダッシュや壁走りも駆使してステージを駆け抜けていくようだ。 アクションしつつ頭脳をフル活用するようなゲームプレイがうかがえる。
本作を手がけるFiolaSoft Studioは、チェコを拠点とするデベロッパーだ。過去には2Dパズルアドベンチャーゲーム『BLACKHOLE』を手がけており、こちらはSteamユーザーレビューにて548件中86%が好意的な「非常に好評」ステータスを得ている。一人称視点となった本作でも、パズルゲーム制作の実績が活きることだろう。
『MATCHO』は2022年、PC(Steam)および海外コンソール向けにリリース予定。