レゴを自分で作れるADV『LEGO Bricktales』発表。創造力でレゴに命を吹き込み、パズルを突破
Thunderful Gamesは3月25日、LEGO(レゴ)のパズルアドベンチャーゲーム『LEGO Bricktales』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)が明らかにされている。
『LEGO Bricktales』は、人気玩具LEGO(レゴ)ブロックをテーマにしたパズルアドベンチャーゲームだ。本作はプレイヤーがレゴを組み立てられる要素をゲームプレイに盛り込んでいる。本作の舞台となるのは、レゴで組み上げられたジオラマ群。プレイヤーは小さなロボットの相棒と共に、閉園寸前の遊園地の復活を試みる天才発明家おじいさんの手伝いをすることになる。復活の鍵となるハピネスクリスタルを集めるためには、人々を喜ばせる必要がある。主人公は、ジャングル・砂漠・都会・中世風の城・カリブ風の島々などのさまざまなロケーションで、その世界に住む住人たちを助けていく使命を負うことになるのだ。
本作にてプレイヤーは、ストーリーを通じて新たな能力をアンロックしていけるほか、実際にレゴを組み立てて道具などを作り出すことも可能だ。屋台やオルゴールなど特に機能はなくとも雰囲気が楽しめる作品から、クレーンやオートジャイロなどの実際に機能する設備まで制作できる。プレイヤーはそうした能力を使い、困難を乗り越えるための設備を作っていくのだ。また、遊園地ではプレイヤーの思うままにレゴブロックを組み合わせ、アトラクションをカスタマイズできる。主人公の見た目も変更可能で、エリアで拾ったパーツなどを装着して思い思いの姿になれるようだ。自分の作ったレゴ作品が、ゲームの中で命を吹き込まれるのを楽しめる仕組みとなっている。
本作を開発するのは、オーストリアを拠点とするスタジオのClockStone Softwareだ。同スタジオは橋建設パズルゲーム『Bridge Constructor』シリーズで手堅い評価を得ており、パズルゲーム『Portal』やコミック原作ドラマ「The Walking Dead」とのコラボレーションも果たしている。本作でも、パズルゲーム制作の手腕が活かされていくことだろう。
『LEGO Bricktales』は2022年発売予定。対応プラットフォームは、今の所PC(Steam)のストアページが公開されている。本作公式サイトなどでは記事執筆現在、対応プラットフォームについて空白となっているため、コンソールなどにも展開する可能性はありそうだ。