MMORPG『ELYON(エリオン)』2022年の開発ロードマップを公開。30人レイドコンテンツや2種の新クラスなどがお目見え
ゲームオンは3月22日、基本プレイ無料のMMORPG『ELYON(エリオン)』の2022年開発ロードマップを公開した。新レイドコンテンツや新クラスのほか、遊びやすさの改善や新大陸・レベルキャップ開放など、2022年に実装予定の盛りだくさんの内容が紹介されている。
『ELYON』は2021年11月12日より国内正式サービス開始したMMORPG。多種多様なスキルの組み合わせによるカスタマイズ性や、ノンターゲッティング方式のバトルを特徴としている。今回は開発元Bluehole Studioの開発プロデューサーであるカン・ユンソク氏が動画に出演。今年を目処に本作に追加される要素などを紹介している。
追加コンテンツとしては、最大30人まで参加できるレイドコンテンツ「闘王イルカス」が紹介された。従来の10人レイドよりも手軽ながら、連携が重要となる戦いが楽しめる予定とのこと。そして新たな狩場「欲望の神殿」も追加される。こちらはクラン単位でプレイできる狩場で、ほかのクランと敵対しつつ効率のよい狩場を占拠しつつけるような仕組みとなっている。また、新規マップ「秘密の海」や新モンスターなどの姿もお披露目されている。ほかには、大型ロボット兵器「巨大魔甲機」を導入した攻城戦や、新大陸の追加とレベルキャプ開放および、メインストーリー追加なども予定されている。
続いて、ゲームプレイの改善などについて。カン氏は、陣営戦におけるバランスや報酬に問題がある点について言及。同コンテンツリニューアルによって対処していくとしている。そして、新たにPvP禁止チャンネルの追加も明かされた。「陣営同士の対立構造」というシステム上、PvPにストレスを感じているプレイヤーたちの行き場として、PvPをするプレイヤーもしないプレイヤーも共存できる環境を整えていくとしている。また、不要アイテムの整理や育成におけるハードルの緩和など、新規・復帰ユーザーが快適にゲームを進められる工夫を進めていくそうだ。そして、装備強化システムについても「強化失敗しても装備が破壊されなくなる」など緩和されていくとのこと。ほかには、ゲームパッド操作への対応が進んでいることも明かされている。
そして、2種類の新クラスも紹介された。ひとつめは「パラディン」で、剣と盾を使い光/物理属性スキルを駆使するクラスだ。オーラを活用しての柔軟性の高いプレイが可能なようで、使いこなすことで魔法クラスのような広範囲攻撃や、ヒーラーに匹敵するサポート能力を発揮できるとのこと。もうひとつの新クラス「ソウルブリンガー」は、二刀流の近接攻撃クラス。素早い移動スキルと自由な操作で、爽快感のある豪快なアクションを楽しめるそうだ。なお、本作の本拠である韓国では「パラディン」が2022年上半期に、「ソウルブリンガー」が2022年下半期に実装される見込み。
『ELYON(エリオン)』はPC向けに、基本プレイ無料で配信中だ。