「M-1グランプリ」のゲーム、Steamでリリースへ。蛙亭やパンサーらが、漫才ではなく暴力で決勝目指す

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吉本興業は3月19日、『M-1グランプリへの道 ~俺たちの出囃子はもう鳴っている~』のSteamストアページを公開した。吉本興業が、Steamで「M-1グランプリ」を題材にしたアクションゲームをリリースするようだ。ストアページによると、同作の発売日は3月24日となっている。

M-1グランプリは、朝日放送と吉本興業が主催する、日本一の若手漫才師を決める大会である。毎年の大会では、あまたの芸人たちがエントリー。予選を勝ち抜いた芸人が12月には決勝でバトルするのだ。優勝すれば賞金として1000万円が贈られるほか、スポンサーからの賞品や、芸人としての今後のキャリアの飛躍も見込める。日本でもっとも大規模な漫才コンテストである。


同大会を主催する吉本興業が、なんとこのM-1グランプリをテーマとしたゲームをリリースするようだ。ジャンルとしてはベルトスクロール型のアクションゲームになるという。漫才だけではなく、拳で決勝の舞台を目指すようだ。攻撃と必殺技、そして仲間交換システムを駆使して先へ進んでいく。最終ステージには、最強のお笑い芸人が待ち受けているとのこと。


本作ではさまざまなお笑い芸人を使用可能。現時点では、マヂカルラブリー、シソンヌ、パンサー、蛙亭がプレイアブルキャラとして公開されている。マヂカルラブリーは格闘とハンマーを使ったパワースタイル。シソンヌは鎖と刀の攻撃がメイン。パンサーはスピードスタイル・パワースタイル・そしてサンキューとのこと。蛙亭はナタのダンス攻撃とチェンソーの範囲攻撃などを特徴とする。それぞれの芸人の芸風がそれとなく反映されているのだろう。キャラのグラフィックは、ドット絵の身体に宣材写真の顔をあてはめるという、かなりシュールな構成になっている。

敵キャラとしても芸人が登場するようだ。Steamストアの画像では、ヨネダ2000やアインシュタイン、そして男性ブランコといった面々も、なかばモンスター扱いでプレイヤーの前に立ちはだかっている。プレイアブルキャラの説明についても「and more」と記されており、さらに多くの芸人が登場するのかもしれない。


なお本作については、マヂカルラブリーの野田クリスタル氏が監督しているという。マヂカルラブリーは、2020年のM-1グランプリのチャンピオン優勝者。前述したように本作にも登場する。野田クリスタル氏は、お笑い芸人として活動するだけでなく、ゲーム制作にも熱心。同氏および吉本興業が、面白法人カヤックと協力して開発したクセ強めパーティーゲーム『スーパー野田ゲーPARTY』は発売初週5万本を売り上げるなどヒットを記録。現在は『スーパー野田ゲーWORLD』を開発中だ。本作のミニマルでシュールなコンセプトは、そうした野田氏のセンスが出ているのだろう。


「M-1グランプリ」題材ながら、パンサーやシソンヌなどあまりM-1にゆかりのない芸人が登場したり、そもそも漫才ではなく暴力で決勝を目指したり、現時点ではなかなかツッコミどころも多い。しかしツッコミ誘いもまた、野田氏と吉本興業の狙うところなのかもしれない。続報に期待しておこう。

『M-1グランプリへの道 ~俺たちの出囃子はもう鳴っている~』は、Steamにて3月24日発売予定だ。

※ YouTubeでは、M-1グランプリ 2021のさまざまな漫才が公開中





※ The English version of this article is available here

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