中国のゲーム開発会社Hypergryphは3月18日、『アークナイツ:エンドフィールド』を正式発表した。公式サイトでは、本作の設定やイラストなどが公開中。また実機プレイ動画とCGトレーラーも新たに公開されている。
『アークナイツ:エンドフィールド』は、Hypergryphが手がける3Dリアルタイム戦略RPGである。本作の舞台は天災が横行し、至るところに危険が潜む世界タロIIだ。同世界では開拓者たちの長年の苦労を経て、移動都市などによって新文明の礎が築かれたという。しかし文明圏を離れると、世界には未開拓の荒野が広がっている。ほとんどの土地では、未だ新文明の光が灯っていないわけだ。プレイヤーは管理人として、「エンドフィールド工業」から来た専門家を率いて世界を開拓。世界を征服し、遺失した技術を回収し、荒れ果てた廃墟の下に埋もれた秘密を探し、未開の地を拓いていく。
本作のゲームプレイについて、詳細な情報は発表されていない。しかし実機プレイ動画には、3Dで表現された荒野を白髪の少女が探索するシーンが映されている。戦闘以外にキャラクターを操作し、衝撃波を避けながらフィールドを調査するパートが存在するようだ。文明の残滓と荒野の混ざった世界や、3Dで描かれたキャラクターたちも本作の特徴だろう。
また公式サイトでは、本作の設定が一部明かされている。タロIIでは超自然災害「侵蝕」が起こっており、侵蝕された地域では環境の捻じ曲げや異常な物理現象が発生。エンドフィールド工業の中核だという協約回収部門が重要な立ち位置として登場するほか、敵としては群れを成す構装体生物アンゲロスの存在が明かされている。
本作を手がけているHypergryphは、中国のゲーム開発会社だ。日本では、スマートフォン向けタワーディフェンスRPG『アークナイツ』をYostarから配信中。そのほか買い切り型のスマートフォン向けRPG『エクスアストリス』も開発中となっている。またタイトルから察するに、本作『アークナイツ:エンドフィールド』は、『アークナイツ』の関連作であるのだろう。
『アークナイツ:エンドフィールド』は、Hypergryphにより開発中だ。
※ The English version of this article is available here