ローグライクRPG『魔物娘と不思議な冒険2~二人の王と紡がれし約束~』Steamにて4月9日早期アクセス配信開始へ。魔物娘と攻略


国内の個人開発者ねことかげ氏は3月12日、『魔物娘と不思議な冒険2~二人の王と紡がれし約束~(以下、魔物娘と不思議な冒険2)』の早期アクセス配信日時を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/DLSite)。Steamでは4月9日、DLSiteでは4月上旬より早期アクセス配信開始予定。またSteamでは、本作のストアページやPVが公開されている。

『魔物娘と不思議な冒険2』は、魔物娘とランダム生成ダンジョンに挑む、「不思議のダンジョン」風ローグライクRPGの第2弾である。本作の舞台は、魔物や魔法が存在するファンタジー世界だ。主人公とメルトは、魔王になるため試練を受けていた。長き旅の終わり、ある平和を願う村を訪れたところから本作がスタート。ダンジョンでの冒険と戦いが展開される。


本シリーズには「不思議のダンジョン」風と謳われているとおり、ローグライクRPGらしいシステムが採用されている。プレイヤーは、モンスターたちの生息するランダム生成ダンジョンを攻略していく。ダンジョン内では、基本的にプレイヤーが1回行動すると1ターンが経過し、モンスターたちも1回行動する。ターン毎に攻撃や移動、アイテムを使用して敵と対峙。複数の敵に囲まれたり、強敵に隣接されたりなど、危険を回避しながら各フロアを探索し、ダンジョン最奥への到達が目的となる。

本作には、空腹具合を示し尽きるとダメージを負うSPや、印により特殊効果も継承できる強化システムも存在。ダンジョン内で倒れてしまうと、レベルやアイテムを失ってしまうため、緊張感のある冒険が繰り広げられる。独自要素としては、ダンジョン内で魔物娘たちを仲間にできる仕組みや、装備品の能力が変化する「称号」などが導入されている。ローグライクらしい戦略や歯ごたえに、魔物娘を中心とした要素が加えられているわけだ。


ストアページによると、本作では前作から大幅なパワーアップを遂げているという。魔物娘関連では、冒険に連れていける魔物娘が2人から3人に増加し、攻略中のメンバー切り替えにも対応。仲魔の強化システムとして、魔物娘同士でスキルを継承できる「センセイシステム」や、仲間用の装備システムも追加されている。

また本作ではある程度冒険が進むと、拠点の村に闇市が登場する。プレイヤーがダンジョン内で倒れた場合、ブラックマーケットに新商品が入荷。大金を支払うことで、失ったアイテムを買い戻せるそうだ。そのほか新モンスターや新称号の追加、グラフィックのクオリティアップなども実施されており、前作よりもパワーアップした冒険に期待できそうだ。


本作は、国内の個人開発者ねことかげ氏が開発している。同氏は、前作『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~』を2020年にリリース。同作のSteam版では、81件のユーザーレビューの内、90%以上の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。ローグライクRPGらしいプレイフィールや、かわいい魔物娘要素などが好評につながっているようだ。

魔物娘と不思議な冒険2』は、PC(Steam/DLSite)向けに早期アクセス開始予定。リリース予定はSteam版が4月9日で、DLSite版は4月上旬。DLSiteの予告ページによると、価格は1870円ほどになるようだ。また前作『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~』は、Nintendo Switch/PC(Steam/DLSite)向けに配信中となっている。