2D探索アクション『トランシルビィ』Nintendo Switch版4月28日発売へ。謎の次元大陸を巡る、サイボーグ少女の調査と戦い

フライハイワークスは3月10日、『トランシルビィ』Nintendo Switch版を4月28日に発売すると発表した。『トランシルビィ』は、サイボーグ少女が巨大な次元大陸を冒険する、探索型の2Dアクションゲームである。

フライハイワークスは3月10日、『トランシルビィ(TRANSIRUBY)』Nintendo Switch版を4月28日に発売すると発表した。通常価格は1500円。ニンテンドーeショップでは、10%オフの1350円で予約販売がおこなわれている。
 

 
『トランシルビィ』は、サイボーグ少女が巨大な次元大陸を冒険する、探索型の2Dアクションゲームである。本作の主人公シルビィは、自宅兼仕事場の宇宙船で暮らすサイボーグ少女だ。シルビィは、未知の物質の解析などを請け負っているものの、仕事はほどほどにだらだらとした毎日を過ごしていた。

そんなある日、シルビィの宇宙船付近で次元落ちと呼ばれる現象が発生。大規模な次元落ちによって上位次元から次元大陸が出現する。シルビィは、上位次元の情報が残されているDNAクォーツを目当てに、次元大陸へ出発。未知の遺跡を舞台に、シルビィの調査と戦いが描かれる。
 

 

 
次元大陸へやってきたシルビィであったが、着地の衝撃により機能の70%を喪失してしまう。そこで相棒のAIネーコムが、素材調達と装備開発を自動的におこなう自走コンテナを射出。シルビィは、コンテナを回収して機能を回復させながら、次元大陸の調査を進めることになる。

具体的には、ゲーム開始直後のシルビィは、移動とジャンプ、ソードによる攻撃といった基本的な機能以外を失っている。敵をフリーズさせて足場にできるエレメントガンや、2段ジャンプを可能とするスラスター、ソードの攻撃範囲を拡張するクリスタルロッドなど、次元大陸を探索してコンテナから装備を回収。回復した機能によるアクションで、探索範囲が広がっていくわけだ。

また次元大陸内には、トランチップと呼ばれるアイテムが多数存在している。ステージの一部の道を切り開くには、そこまでに収集可能なトランチップがすべて必要になるため、トランチップを集めながらステージを進むことになる。クリアまでの所要時間は、6時間から10時間程度。次元大陸では、ほどほどの難易度の謎解きやパズルと、ボスとの戦いなどが繰り広げられる。シルビィを始めとした個性的なキャラクターたちや、ドットで描かれた遺跡、飛行機に変形して攻略するステージなども本作の特徴だろう。
 

 
本作を手がけているのは、国内のインディーゲームデベロッパーSKIPMOREのユウラボ氏だ。過去作としては、『神巫女 -カミコ-』や『フェアルーン』などをリリースしているほか、『ピコンティア』が現在早期アクセス配信中。また『トランシルビィ』は2021年12月にSteam版が配信。Steamのユーザーレビューでは、94件の内95%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。適度な難易度が好評につながっているようだ。また本作のプログラムは、国内の開発会社エスカドラが担当している。
 

 
『トランシルビィ』Nintendo Switch版は、通常価格1500円で4月28日配信開始予定。ニンテンドーeショップでは、現在10%オフで予約受付中だ。本作のBGMを、PSG音源からFM音源へ切り替える「FM音源テイストBGMパック」も、500円で販売されている。また、Steam版は1500円で配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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