『Apex Legends』シーズン12「デファイアンス」で追加された新レジェンドであるマッドマギー。このマッドマギーのレジェンダリースキンにおける、とある作り込みがRedditユーザーのあいだで話題となっている。
『Apex Legends』ではコスメティック要素として各レジェンドのスキンや武器スキンが用意されている。スキンには、それぞれノーマル/レア/スーパーレア/レジェンダリー/プレステージ(3周年イベントでブラッドハウンド向けに初登場)のレアリティが存在。レジェンダリーおよびプレステージスキンではモデリングにも違いが見られ、通常スキンからの大幅な変化を楽しめる。新レジェンドであるマッドマギーについてもレジェンダリースキンは用意されており、サングラスをかけたパンクなスキンやスチームパンクな装いのスキンなどが存在する。
海外掲示板Redditにて、ユーザーがこのマッドマギーのレジェンダリースキンについて、とある仕様を発見した。この仕様は「モブボス」や「独裁者」のように、マギーがサングラスを着用しているレジェンダリースキンで確認可能。これらのスキンを着用しているとき、レジェンド選択画面でそのマッチの舞台となるマップの景色がサングラスに映り込む、というのだ。たとえばマッチがストームポイントでおこなわれる場合、水面が広がっている様子が映り込みから確認できる。小ネタともいえる仕様だが、スレッド内にはこのマニアックな作り込みに好意的な反応を示すユーザーが多かった。多くのプレイヤーが長期にわたってプレイする今作だけあって、小ネタは気づきにくいほど知ったときの感動が大きいのかもしれない。
ちなみに、同じくレジェンド選択画面を楽しめるスキンとしては、レイスの「ヴォイドウォーカー」やブラッドハウンドの「ヤングブラッド」、バンガロールの「MIL仕様」などが例に挙げられる。これらにはマップによる変化はないものの、レジェンド選択時の専用アニメーションが用意されている。いずれも過去に期間限定で販売されたスキンではあるが、「ヴォイドウォーカー」などは何度か再販されている。そのほか、「フェーズウォーカー」のようにデザインを変えて新たに販売される場合もあるため、気になる人はストアの新商品に注意しておこう。
こうしたコスメティックの作り込みは『Apex Legends』に限らず、さまざまなゲームで見られる要素だ。しかし、『Apex Legends』のコスメティックアイテムは、物語性やキャラクター性などのナラティブな要素を積極的に取り入れている印象を受ける。ストーリートレイラーに付随して販売されたブラッドハウンドの「ヤングブラッド」などはその顕著な例といえる。ナラティブな要素を加えることで、デザインなどの好みとは別軸の付加価値をもたらそうとしているのかもしれない。
イベントが来るたび多種多様なスキンが販売される『Apex Legends』。これからも、プレイヤーのコレクター魂をくすぐる、さまざまなコスメティックの作り込みを見せてくれることだろう。ちなみに、マップがサングラスに映り込むマッドマギーのスキン、「モブボス」と「独裁者」についてはどちらも通常レジェンダリースキンなため、いつでも1200クラフトメタルで交換可能だ。
また、『Apex Legends』では現在3周年アニバーサリーコレクションイベントが開催中。開催期間は3月2日2時59分までなので、イベントアイテムや報酬トラッカーの取り逃しには注意してほしい。