『Apex Legends』コントロールモードにて、早期離脱ペナルティが実装されそう。公式が示唆


Apex Legends』の期間限定モードについて、待ち望まれていた機能が追加される可能性があるようだ。今月より新シーズン・デファイアンスが開幕した本作。新レジェンドのマッドマギーが参戦したほか、レジェンド・武器の調整も多数実施。そして注目の要素として、期間限定のコントロールモードが実装されている。 

コントロールモードにおいては、プレイヤーは9v9のチームで対戦をおこなう。本モードでは、3つのゾーンを支配することで、毎秒ポイントを獲得可能。先にスコア上限の1250に到達したチームが勝利となる。本モードでは弾薬が無制限のほか、死んでも無限にリスポーンが可能。気軽に新たな戦術を試すことができ、多くのユーザーに好評を博しているモードだ。 

ただしコントロールモードについては、問題点も指摘されている。その一つが、早期離脱者に対するペナルティがないことだ。『Apex Legends』では、バトルロイヤルのランクマッチ、およびアリーナモードのカジュアル/ランクマッチ双方において、試合が完了するより先にマッチを退出するとペナルティが課されるようになっている。勝ち目がないからといってマッチを早めに抜けてしまうと、そのあとのマッチメイクがしばらくできない制限が課されるのだ。そのため、戦況が悪くなっても最後まで試合に参加することが推奨されている。 
 

 
ところがコントロールモードでは、現状では早期離脱ペナルティが用意されていない。そのため、プレイヤーが気軽に途中で戦闘を放棄できる環境となってしまっているのだ。コントロールモードは9人チームの試合であるため、一人でも人員が欠けることは戦況に大きな影響を及ぼす。そのため、ユーザーからはコントロールモードにおいても、途中で抜けたプレイヤーに対して何らかのペナルティを与えることが要望されていたのだ。 

本問題について開発者から直接の言及は今のところない。ただし、問題は少なくとも開発チームに認識されているようだ。というのも、『Apex Legends』には公式のTrelloを用いたトラッカーが存在。ここでは、「ピースキーパーがキネティックフィーダーを装着中に2発撃てる」「コントロールモードで、味方のコースティックのガスがシールドの回復を妨げる」といった不具合が調査中であると挙げられている。こうした問題のなかで、「コントロールモードでプレイヤーが途中離脱しても早期離脱ペナルティを受けない」ことが課題として挙げられているのだ。 

トラッカーに挙げられた問題がいつ対応されるのか、詳細な時期は不明。ただしコントロールモードは期間限定モードであるだけに、早期の対応が望まれるところだ。ちなみに本モードは期間終了後、今シーズン開催中にふたたび実施されることが示唆されている(関連記事)。万全の環境が整った状態でプレイできることに期待したい。 
 

 
『Apex Legends』はシーズン「デファイアンス」が開幕中。また本日2月16日より、3周年アニバーサリーコレクションイベントが実施されている。