ローグライクデッキ構築ゴルフ『Golfie』正式発表。カードとランダム性が入り交じる、マルチプレイ対応混沌ゴルフ

Triheart Studioは2月14日、『Golfie』を正式発表した。『Golfie』は、ローグライク要素やデッキ構築要素を盛り込んだゴルフゲームだという。プレイヤーはホールをまわりゴルフをする。

インディースタジオTriheart Studioは2月14日、『Golfie』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年春に早期アクセス配信予定。現地時間2月28日まで、Steamにてプレイテストも受け付けている。


『Golfie』は、ローグライク要素やデッキ構築要素を盛り込んだゴルフゲームだという。プレイヤーはホールをまわりゴルフをする。しかし、本作のゴルフはやや特殊。というのも、プレイヤーはカードを使ってショットするのだ。まずは自分のデッキを構築する。ホールが始まればカードが7枚配られる。通常のショットはミニショットと呼ばれるようで、少しパワー不足。そこで、パワーショットやロブショットなどのカードを選んで使用するわけだ。デッキに組み込むカードは、コインやジェムを使用したり、自販機を介したりして新たに入手できるとのこと。デッキをどのように構築していくかも鍵になるという。

使用できるカードの内容としては、前述したパワーショットやロブショットのほか、ジャンプ、テレポート、カーブショット、ジェットパック、グライダー、磁気フィールド展開、爆破飛ばしなど幅広い。それぞれのカードにはレアリティも存在するとのこと。たとえばジェットパックはゴールドで、ジャンプはブロンズといった次第。有用であればレアリティも上がるのだろう。カードは組み合わせて使用することも可能。はちゃめちゃな組み合わせを見つけ出し、ユニークなショットを生み出そう。ただし、ふざけて豪快なショットばかり打ちボギーやコースアウトを連発していると、エナジーがなくなり強制終了となるので注意。


本作では、シングルプレイとマルチプレイの両方に対応。ローグライク要素があるというシングルプレイキャンペーンモードは、18ホールをまわるという。コースは大きく分けて3種類のバイオームが存在し、それぞれのコースは自動生成されるそうだ。マルチプレイでは、オンラインおよびローカルプレイで、デッキ構築ゴルフを味わえる。リーダーボードでスコアを他プレイヤーと競ったり、エンドレスモードなどで無限ゴルフも楽しめたりできるとのこと。

Triheart Studioは、デンマークに拠点を置くスタジオ。Jacob Lynggaard Olsen氏とSandra Lynggaard Fagerli氏の夫婦によるスタジオで、今作が処女作だという。『Slay The Spire』と『Golf With Your Friends』を組み合わせる、というのが本作のテーマだそうだ。一見珍しい組み合わせに見えるが、ふたつのジャンルはうまく補完しあえているとのこと。ありそうでなかったジャンルのゲームとして、開発に手応えを感じているそうだ。本作は、Yogscast GamesをパブリッシャーとしてSteamにて早期アクセス配信予定。プレイテストや早期アクセスを通じてユーザーの意見を募り、調整していくそうだ。


『Golfie』は、PC(Steam)にて2022年春に早期アクセス配信予定。早期アクセス配信開始時点で、マルチプレイに対応するとしている。Steamでは現在プレイテストの参加者を募集中だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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