海賊アクションアドベンチャー『Mosey The Pirate』Steamストアページ公開。空飛ぶスパゲッティ・モンスター教の公式ゲーム

Space Boat StudiosおよびRitual Interactiveは2月8日、『Mosey The Pirate』のSteamストアページを公開した。パロディ宗教「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」の世界観をベースにしている。

Space Boat StudiosおよびRitual Interactiveは2月8日、『Mosey The Pirate』のSteamストアページを公開した。ストアページよると、日本語字幕に対応。ゲームプレイの一部などを収めたストーリートレーラーも公開されている。

『Mosey The Pirate』は、パロディ宗教「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」の世界観をベースにした、パスタファリアンの公式アクションアドベンチャーゲームだ。空飛ぶスパゲッティ・モンスター教では、空飛ぶスパゲッティ・モンスターが世界を創造し、人間が海賊から進化したと考えられている。また空飛ぶスパゲッティ・モンスター教は教義を否定しているが、それに近いものとして「本当にやめてほしいこと」が定められている。本当にやめてほしいことは、空飛ぶスパゲッティ・モンスターが海賊モージーに与えた石版の内容であり、10枚中2枚はモージーが失ってしまったため、8つが伝わっているようだ。


本作では、下っ端の料理人だったモージーを主人公に、彼が空飛ぶスパゲッティ・モンスターに選ばれた初の海賊になるまでの人生が描かれる。モージーは、スパゲッティ旗を掲げた船ラザーニャ号に乗り込み、エジプトやギリシャといった地中海の国を巡る。訪れた先では、平和な探検家である海賊として時に人助けもしながら、遺跡や海中にも足を踏み入れる冒険が繰り広げるようだ。また空飛ぶスパゲッティ・モンスターについて伝えることで、世界にその存在と言葉が広まっていく様子も表現されるという。

ただし、世界にはわかりあえる人たちばかりではない。遺跡や海中など、冒険中に敵と出会った際には、モージーはサーベルやマスケット銃といった武器と、スパゲッティー・ストレーナーを使って敵を撃退する。また要素としては、グライダーによる滑空や崖の登攀、海賊のレガリアを集める強化機能、料理システムも用意されているようだ。空飛ぶスパゲッティ・モンスター教の独特な世界が、アクションアドベンチャーとして展開されるのだろう。


本作を開発しているSpace Boat StudiosおよびRitual Interactiveは、共にポーランドのインディーゲームデベロッパーだ。Space Boat Studiosは、無人島サバイバル『Out of Reach』や海賊オンラインPvP『Out of Reach: Treasure Royale』などをリリース。Steamのユーザーレビューでは、両作共に「賛否両論」となっている。またRitual Interactiveは、農場FPS『Farmer Wars』をリリース予定だ。

『Mosey The Pirate』は、日本語字幕に対応し、Steamにてリリース予定。Kickstarterでは、クラウドファンディングキャンペーンも実施予定であるようだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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