『AbyssMemory – 飛べない天使と魔法の線 -』発表、4月28日発売へ。『ガンスト』開発元が手がける、ドローイングアクション


国内のゲーム開発会社バイキング(BYKING)は2月7日、『AbyssMemory – 飛べない天使と魔法の線 –』を発表した。発売日は2022年4月28日。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)。価格はNintendo Switch版が税込2400円で、Steam版が税込2300円。発表にあわせて、ティザートレイラーが公開されている。

『AbyssMemory – 飛べない天使と魔法の線 -』は、バイキングが手がける、新感覚ドローイングアクションゲームである。本作のメインキャラクターであるマリィは、天空世界に住む小さな天使だ。マリィは好奇心旺盛な読書好きで、毎日本を読んで過ごしていた。そんなある日、マリィは表紙にアビスと書かれた、白紙の本を発見する。アビスとは、天空世界とは異なるもう一つの世界の名称だ。本の発見をきっかけにアビスへ興味を持ったマリィは、立入禁止区域を訪れ、天空世界の下を覗きこもうとする。しかし、端から身を乗り出した瞬間、マリィはそのまま下へ滑り落ちてしまう。天空世界から落ちてしまった天使の物語が描かれるのだろう。


本作を手がけているバイキングは、国内のゲーム開発会社だ。主にアーケード向け対戦アクションゲームの開発などを担当してきた。具体的には、『星と翼のパラドクス』や『ガンスリンガー ストラトス』シリーズの開発を担っているほか、『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』では開発協力として名を連ねている。また直近では『僕のヒーローアカデミア One’s Justice』の開発を担当。『AbyssMemory – 飛べない天使と魔法の線 -』でも、同作と同じくUnreal Engineがゲームエンジンとして採用されている。

しかし、本作は同社が開発してきた作品群とは、異なるジャンルのゲームであるようだ。バイキングが公開している動画によると、本作は若いスタッフが集まって作った自由な発想のタイトル。アクションでもパズルでもなく、ジャンル的にも新しい作品であると語られている。本作のゲームプレイについてはまだ謎に包まれているが、今後明かされていくのだろう。

『AbyssMemory – 飛べない天使と魔法の線 -』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに4月28日発売予定。体験版も配信予定となっている。